国吉康雄と夢二の名品が共演！夢二郷土美術館の特別企画展

特別展示のお知らせ：夢二と国吉の名作が集結！

岡山の夢二郷土美術館本館では、2025年12月10日（水）から2026年3月22日（日）までの期間、特別企画展「松田基コレクションXV：こども学芸員が選ぶ夢二の名品/特別公開岡山の洋画家・国吉康雄」を開催します。この展示では、国吉康雄の作品50点が特別に公開され、彼の芸術世界が垣間見える貴重な機会です。

企画展の見どころ

この企画展は、岡山県出身の国吉康雄（1889-1953）の作品を取り上げ、竹久夢二（1884-1934）との共通点や相互作用を探ります。国吉は16歳でアメリカに渡り、帰国後も彼の画業は高く評価されています。夢二と同じ時代に生きた国吉の作品に注目することで、二人のアーティストの表現の違いや共通点が浮かび上がります。

特に、女性や子どもをテーマにした作品は、どちらの作家にも見られる特徴で、観客はそれらを比較することで新たな発見を得られます。国吉の優れた版画作品も数多く展示され、見る者を魅了することでしょう。さらには、当館の第14期「こども学芸員」が選んだ作品も展示され、子供たちの自由な視点からの解釈を楽しむことができます。

開館時間と入館料

夢二郷土美術館は、月曜日を除く毎日開館しており、開館時間は9:00から17:00（入館は16:30まで）です。入館料は大人800円、中高大学生400円、小学生300円というリーズナブルな価格設定です。特に、岡山県内在住の65歳以上の方は割引を受けられ、団体割引も利用できます。

作品点数と内容

本企画展は、合計135点の作品で構成され、国吉康雄の油彩、エッチング、リトグラフなど多岐にわたる形式を展示しています。この展覧会では、初公開の作品も含まれており、アート好きの方々にとっては見逃せない内容となっています。

期間中の関連イベント

特別企画展は、ギャラリートークや文化講座などの関連イベントも豊富に用意されています。例えば、学芸員による作品解説や、国吉の描くテーマを深く探る文化講座が開催され、参加者はより深い知識と理解を得られるチャンスです。

さらに、特別な記念イベントも開催される予定です。黒い猫の「黑の助」の就任9周年記念や、お正月限定のイベントも見逃せません。この期間中、夢二の作品を通じて新たな発見があること間違いなしです。