フィギュア原型師の魅力を探る特別企画展「原型師の仕事展」
横浜の吹き抜ける風に乗って、フィギュア業界の裏側を覗く特別な展覧会『原型師の仕事展』が開催されます。フィギュア制作がデジタル化の進展と共に変わる中、我々はその現場の生きた空気を感じることができます。本展は、原型制作の詳細なプロセスに焦点を当てており、展示を通してその魅力を探ります。
開催概要
本展は、2026年2月14日から3月25日まで、横浜人形の家の2階多目的室で開かれます。開館時間は9時30分から17時までですが、最終受付は16時30分までとなっています。観覧料は、大人800円、小中学生400円、未就学児は無料。また、毎週月曜日が休館日とされており、特別な休日として2月23日には開館し、翌日には振替休館が予定されています。
この企画展に特別協力をいただいているのがKLAMP STUDIOです。彼らは、デジタルソフトを駆使しつつも、アナログな手作業も重視した制作を行っています。その結果、クオリティの高いフィギュアが生まれています。彼らは原型制作に加え、パッケージデザインやキャラクターデザイン、さらにはオリジナルフィギュア制作にも取り組んでおり、幅広い業務を展開しています。
トークイベント
さらに、特別企画として『原型師の過去/現在/未来』というトークイベントも予定されています。原型師として活躍する澤田啓介氏と山口範友樹氏を招き、過去に手掛けたプロジェクトや制作の裏話を共有していただく機会です。参加者は自身の質問を事前に受け付け、イベント当日には質疑応答も行われるため、原型師に興味がある方にとっては貴重な体験となることでしょう。
このトークイベントは、3月7日午後2時から行われ、定員は120名です。参加費は500円で、事前申し込みが必要です。申し込みは2月14日から専用webページにて受付開始されますので、ぜひ早めにチェックしてください。
原型師とは?
原型師という職業は、一般にはあまり知られていないかもしれませんが、フィギュア文化の根底を支える重要な役割を果たしています。原型師は最初に立体的なモデルを設計することで、フィギュアのクオリティに大きな影響を与えます。そのため、彼らの技能や経験は非常に価値があります。
澤田啓介氏は、CMや特殊造型の制作に参加した後、1995年からはフリーの造型家として活動。フィギュア原型に特化した作品を手掛けてきました。また、次世代の原型師を育成するために、「澤田工房」を設立したことでも知られています。
山口範友樹氏は、澤田氏に師事し、様々なフィギュア制作に関わってきました。2018年には自身のスタジオを立ち上げ、ものづくり全般に興味を持ちながら様々な活動を行っています。
終わりに
『原型師の仕事展』は、フィギュア製作の舞台裏を理解し、原型師の情熱に触れるための素晴らしい機会です。フィギュア好きはもちろん、ものづくりに興味がある方もぜひ足を運び、彼らの熱意を感じてみてはいかがでしょうか。魅力的な展示とトークイベントがあなたを待っています。