EV充電ソリューション新展開
2024-12-04 10:22:55

法人向けEV充電ソリューションの新たな幕開け。ジゴワッツとヒラソルが提携

ジゴワッツとヒラソル・エナジーが展開する法人向けEV充電ソリューション



2024年11月、株式会社ジゴワッツ(東京都中央区)とヒラソル・エナジー株式会社(東京都文京区)が法人向けのEV充電ソリューションを提供開始しました。両社の技術により、多拠点にわたるEV充電の監視・制御が可能になり、現在すでに数十台のEV車両の充電状況を効率的に管理しています。この新しいサービスは、EV充電器の安定した稼働を実現すると同時に、エネルギーマネジメントを通じたコスト抑制を図ります。

背景にある脱炭素社会への取り組み



近年、企業や公的機関でのEV車両の導入が加速しています。この背景には、CO2排出量の削減やガソリン費用の軽減という環境負荷軽減の目的があります。しかし、運用においては充電トラブルやコストの増加といった課題も発生します。ジゴワッツとヒラソル・エナジーは、これらの課題を解決するためのソリューションを開発しました。

充電システムの安定稼働



特に重要なのは、充電システムの安定運用です。充電に不具合が生じると、必要不可欠なEVが使用できなくなり、業務に大きな影響を与えかねません。そのため、ジゴワッツは把握している充電器の稼働状態を常に監視し、問題が発生した際には迅速に復旧できる体制を整えています。これにより、業務活動への支障を最小限に抑えられます。

コスト増加の抑制に向けたエネルギーマネジメント



EV車両の充電に伴って、ピーク電力が増大すると、それに基づいて設定される電気の基本料金も上昇します。エネルギーマネジメントシステム(EMS)「ぷらマネ®リンク」を活用することで、建物全体の電力使用量を把握しつつ柔軟に充電を行うことが可能です。これにより、電気料金の増加を効果的に抑制します。また、システムを導入しない場合、電気容量を増やすための工事費用がかかる可能性が高まりますが、エネルギーマネジメントによってこのコストも削減できます。

サイバーセキュリティへの対応



近年、通信機器に対するサイバー攻撃が問題視されており、エネルギー関連設備の安全性も重視されています。ジゴワッツとヒラソル・エナジーは、セキュリティ対策を強化し、自社の設備及びそれに関連する第三者施設への影響を防ぐ取り組みを行っています。必要な通信のみを許可するホワイトリストファイアウォールが適用されており、万が一の脆弱性にも対処できる体制が整えられています。

まとめ



ジゴワッツとヒラソル・エナジーの新たな法人向けEV充電ソリューションは、安定した充電システムと効率的なエネルギーマネジメント、多層的なセキュリティ対策を通じて、企業のEV導入を支援します。脱炭素社会への移行が進む中で、今後このサービスの普及が期待されています。


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会社情報

会社名
ヒラソル・エナジー株式会社
住所
東京都文京区本郷7-3-1東京大学アントレプレナープラザ301
電話番号
03-3868-2528

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