Z世代女子の心をつかむ「tipsys」が登録件数30万突破の快挙

Z世代に支持される「tipsys」の魅力

一般社団法人リレーションデザイン研究所が提供する女性専用SNS「tipsys」が、登録ユーザー数30万人を突破しました。このサービスは、気軽に遊べる女友だちを見つけられる機会を提供し、若い世代、特にZ世代の女性たちに支持されています。

女性のライフスタイルの変化に寄り添う

「tipsys」は2017年に東京エリアでスタートし、主に大学進学や転職、引っ越しに伴うライフスタイルの変化を持つ女性向けに設計されています。このプラットフォームは、同じような境遇の女性と気軽にやり取りし、じっくり相談したり一緒に出かけたりするための環境を整えています。2020年からは全国展開を開始し、都市部を中心にそのユーザー数を順調に増やしてきました。

気軽さが魅力の投稿機能

「tipsys」の最大の特徴の一つは、フォロワーを必要とせず、投稿が地理的に近いユーザーに自然に届く仕組みです。たとえば、東京での投稿は投稿後1分で30ユーザー以上が閲覧し、6時間以内に400ユーザー以上、同じく大阪府でも200ユーザー以上に届くことがあります。このように、ユーザーにダイレクトに反応を得られる点は使いやすさの大きな要素となっています。

この「気軽なつながり」を求める動きは、Z世代のメンバーの間で広がっており、フォロワー数や見栄を気にせず、日常的な関わりを通じてリアルな友だち関係を築く方法として高い評価を受けています。例えば、「今から遊べる人いますか？」や「明日アイスクリーム食べに行きませんか？」という投稿が多く見られ、軽いつながりから新しいオフラインでの出会いへとつながっています。

メッセージ数が1,900万件を突破

サービス開始からの累計メッセージ数は驚異の1,900万件に達し、特に20代から30代前半の女性を中心に人気が広がっています。日常のカジュアルなニーズに応えるこのプラットフォームは、『今日暇な人いる？』や『近所のカフェに行きたい』など、気軽なメッセージのやりとりが多彩です。

ユーザー分布とさらなる展開

直近一年間のデータによると、ユーザーの大半は都市部に集中しており、東京都が58.42%、大阪府が30.05%といった具合です。この傾向からも、都市に住む多くの女性たちがこのSNSを利用していることが見受けられます。

新機能でさらなる充実

最近では「全国共通フィード」という新機能も追加され、地理的な制約を超えたつながりが実現しています。これにより、価値観や趣味が近い女性同士が気軽に交流できる場が拡大しています。また、スパム対策としての新規トーク数制限や本人確認の導入といった安全施策が進められており、安心してサービスを利用できる環境が整いつつあります。