バックマン再会
2022-06-28 16:05:07
東京でランディ・バックマンが愛用ギターと再会!記念公演も開催
ランディ・バックマン氏、念願のギターとの再会を果たす
カナダのギタリストであるランディ・バックマン氏が、2023年7月2日、東京アメリカンクラブにて特別な公演を行うことが決定しました。この公演は、彼が46年間失っていた愛用のギター「グレッチ6120チェット・アトキンス」との再会を記念したもので、音楽ファンにとって特別な瞬間となります。
バックマン氏の音楽キャリアと失われたギター
ランディ・バックマン氏は、1970年代に「ゲス・フー」や「バックマン・ターナー・オーバードライブ」というバンドのメンバーとして数々のヒット曲を送り出した著名なギタリストです。「American Woman」や「You Ain't Seen Nothing Yet」などの名曲を生み出し、世界中にその名を知られています。しかし、彼にとって特別な存在である1957年製のギター「グレッチ6120」は、1976年にカナダのトロントで宿泊していたホテルから盗まれてしまいました。
そのギターは、彼の音楽の一部であり、盗難の際には「自分の一部が失われた」と感じたと語るバックマン氏。警察に通報したものの、手がかりはなく、彼は長年にわたりラジオやYouTubeなどでこのギターの行方を追い続けてきました。
コロナ禍での思わぬ発見
ところが、2021年に新型コロナウィルスの影響で外出規制が強化される中、ファンの協力により意外な展開が訪れます。なんと、日本人のミュージシャンがバックマン氏の大切なギターを保有していることが発覚したのです。
この出来事を受け、バックマン氏は日本への渡航制限が緩和された際に渡日を計画。7月1日には東京のカナダ大使館で、長らくそのギターを所持していたTAKESHI氏から「グレッチ6120」を受け取ることになっています。66年もの歳月を経ての再会は、彼にとって感慨深いものになるでしょう。
東京アメリカンクラブでの公演
7月2日には、東京アメリカンクラブにて独立記念日祝賀会が行われ、バックマン氏が会員やそのゲストのために特別公演を披露します。このイベントについて、クラブ代表ガバナーであるジェシー・グリーン氏は、「このようなロック・アイコンを迎えられ、特別な祝賀会にできることを光栄に思います」とコメントしています。
さらに、この公演はバックマン氏の日本旅行をテーマにしたドキュメンタリーの一部として撮影される予定です。自由で活気あふれるイベントで、アメリカの伝統的な料理やカーニバル、音楽イベントなども楽しむことができます。
東京アメリカンクラブとは?
東京アメリカンクラブは、1928年に設立された会員制クラブで、世界60か国以上から4000名以上の会員が在籍しています。麻布台にある8階建てのクラブハウスには、グローバルな飲食施設やレクリエーションスペースが充実し、会員向けの文化的なプログラムやチャリティー活動も幅広く実施しています。
この特別な公演は、バックマン氏にとってもファンにとっても一生の思い出となることでしょう。彼の音楽とともに、46年越しのギターとのドラマティックな再会が果たされる瞬間に、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 東京アメリカンクラブ
- 住所
- 東京都港区麻布台2-1-2
- 電話番号
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