無塗装樹脂「NEW VIVILLOY®」の革新
テクノUMG株式会社が開発した新しい樹脂材料「NEW VIVILLOY®」が、自動車業界において注目を集めています。この材料は無塗装でありながら、高級感のある黒色度と優れた発色性を実現。さらに、見る角度による色の変化を大幅に抑えた性能を持っています。
背景:塗装レス化が求められる時代
自動車業界では、環境問題への対応や製造コストの削減が求められる中で、塗装工程を省略する「塗装レス化」が重要な課題となっています。しかし、無塗装の樹脂では「見る角度によって白っぽく見える」「黒の深みが出にくい」といったデザイン上の課題が存在します。テクノUMGはこれらの問題を解決するため、この新材料を開発しました。
NEW VIVILLOY®の特長
1. 高い黒色度と漆黒感
NEW VIVILLOY®は、その名の通り非常に高い黒色度を誇ります。無塗装でありながら、見た目の美しさも兼ね備えています。
2. 角度依存性の低減
通常の無塗装材では、見る角度によって色味が変わることが多く、特にピアノブラック調外観には大きな課題がありました。しかし、この新材料はその角度依存性を大幅に低減し、どんな角度から見ても安定した色合いを提供します。
3. 環境配慮
無塗装のため、塗装工程を省略でき、結果としてコスト削減やCO₂排出の削減にも寄与します。
測定と評価
今回の検証は、コニカミノルタジャパン株式会社の協力のもと、分光測色計を用いて多角的な評価を行いました。具体的には、全反射光や拡散反射光、角度依存性、さらに黒色度や漆黒度、底色の観点から比較検証しました。
示された結果によると、NEW VIVILLOY®は既存の無塗装材やASA+クリア塗装と比較しても、最も黒く、色変化が少ないという性能を確認しました。特に、どの観察角度から見ても一貫した黒色度と漆黒度を保持し、デザイン性においても高い評価を得ています。
今後の展望
テクノUMGは、NEW VIVILLOY®を利用した塗装レス部品の開発をさらに進めていく予定です。この材料が、意匠性と環境への配慮を両立させる新たなソリューションとして、自動車外装部材に革命をもたらすことを目指しています。
詳細情報や資料は、WEB展示会や資料ダウンロードページにてご覧いただけます。興味のある方はぜひアクセスしてみてください。