奈良名物「柿の葉寿司」をもっと手軽に
創業104年を誇る老舗の「ゐざさー中谷本舗ー」が、奈良の名産品である「柿の葉寿司」を新たな形でお楽しみいただける「柿の葉寿司おにぎり」を発表しました。2023年10月1日より、JR東海道新幹線の主要駅の売店で先行販売が開始されます。この商品は、奈良名産の柿の葉寿司を食べたことがない方々にも、気軽にその美味しさを体験してほしいという思いから開発されました。
近畿地方では広く知られる「柿の葉寿司」ですが、それ以外の地域では知名度が低いのが現実です。奈良県が実施した調査によれば、奈良県内ではほぼ100%が知っている一方で、首都圏ではわずか31.9%と、その差は歴然としています。そこで、中谷本舗では、知らない方には新たな出会いを、そして食べたことのない方にはこの名物を手軽に試していただくため、このおにぎりを開発しました。
おにぎりから生まれた新しい形の柿の葉寿司
おにぎりは国民食として愛されており、その親しみやすさを活かして、柿の葉寿司の魅力を多くの人に感じてもらえるのではないかと考えました。量が多くて食べきれないという声にも応えることができる点も、大きな魅力です。これにより、少しだけ柿の葉寿司を味わいたいというニーズにもしっかり応えられます。
「柿の葉寿司おにぎり」は、さば、さけ、穴子、えび、焼さばといった、人気のネタを用いていますが、ただそのままおにぎりにするのではなく、それぞれの具材に合わせたシャリを開発しました。例えば、シャリにはワサビや青のりを混ぜ込み、より一層の風味を引き立てています。さらに、具材には錦糸卵を使い、全体を柿の葉で包むことで、薫り高いひと口が楽しめるよう工夫されています。
商品ラインアップ
新商品には、以下の5つのバリエーションがあります:
1.
さば 甘酢生姜(税込290円)
定番「さば」のスライスと辛味のあるワサビを混ぜ込んだシャリに、アクセントとして甘酢生姜を組み合わせた作品です。サッパリと食べられる三角形のおにぎりに仕上げました。
2.
さけ いくら(税込370円)
柔らかい「さけ」とともに、いくらと錦糸卵を挟み込んだ贅沢なおにぎりです。白ごまの香ばしさも味わえます。
3.
穴子 干瓢椎茸(税込370円)
甘辛く味付けされた「穴子」に青のりを混ぜ込んだシャリを合わせ、干瓢と椎茸を具材に挟み込んだ一品です。
4.
えび 椎茸旨煮(税込330円)
老若男女に人気の「えび」を使用し、椎茸旨煮を合わせた華やかなちらし寿司スタイルのおにぎりです。
5.
焼鯖 柴漬け(税込370円)
香ばしく焼かれた「焼さば」の脂をさっぱりとする柴漬けとともに挟み込んだ、風味豊かな一品に仕上げています。
販売情報
この「柿の葉寿司おにぎり」は、現在JR東海道新幹線の主要駅の売店で先行販売中です。販売場所には品川駅や名古屋駅など、全国各地の駅が含まれています。11月以降は、一般の量販店でも購入可能になる予定です。
会社紹介
中谷本舗は大正10年に創業し、今年で102年を迎えます。「ゐざさ」の名で知られる同社は、奈良の魅力を引き出す寿司やその他の名産品を提供し続けています。経験豊富な職人たちが紡ぐ伝統の味を、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
詳細は公式サイトをご覧ください:
中谷本舗ホームページ