ボクシングフィットネスの潮流、ZEALの成功
ボクシングフィットネスの「ZEAL BOXING FITNESS」が、企業の成長を加速させる資金調達を実施しました。今回の資金調達は、シリーズAラウンドにおいてリード投資家のXTech Venturesをはじめ、ニッセイ・キャピタル、W fundからの追加出資を受け、総額2.9億円に達しました。この資金は、店舗展開や本部機能の強化に使用される予定です。
短期間で広がるボクシングフィットネス
「日常にないワクワクを」をビジョンに掲げるZEALは、設立から1年で35の店舗を開設し、日本全土におけるフランチャイズ契約を完了させました。これは、ボクシングが持つフィットネスとしての魅力を証明する結果とも言えます。
特に、「Punch and Smile」というコンセプトのもと、初心者でも入りやすい体験を提供していることが、急成長の一因です。ボクシングフィットネスのユーザー数は、この1年で約10倍に増加しました。
高まる市場関心と競争の少なさ
ボクシングは、一見ニッチなスポーツと考えられることが多いですが、その市場ポテンシャルは非常に高いです。実際、「ボクシングジム」という検索キーワードは、2004年以降の動向を見ても高い関心を持たれ続けています。フィットネス施設全体の中でボクシングジムはわずか279件と、競合が少ないため、未開拓の市場を有する“ブルーオーシャン”と言えるでしょう。この環境を背景に、ZEAL BOXING FITNESSは店舗展開から1年で有料会員数を約10倍に増加させ、高い成長性を示しています。
テクノロジーを活用した新たなサービス
今回調達した資金は、今後の出店ペースを加速させるために使われます。2028年3月までに500店舗の展開を目指し、フランチャイズ・直営ともに出店を強化する方針です。また、本部機能の整備やデジタルサービスの開発も進めていく考えです。具体的には、アプリやウェアラブル端末を活用し、フィットネス体験を高度化させる計画です。
投資家たちの期待
今回の資金調達に対して、投資家たちも高い評価をしています。XTech Venturesの代表パートナーである手嶋浩己氏は、ZEALが提供する新しい体験の重要性を強調し、フィットネス文化の再定義に期待を寄せました。また、W fundの東明宏氏も、ボクシングの持つ魅力を引き出すことに期待を寄せています。
代表者のビジョン
代表取締役の渡會雄一氏は、「運動を苦痛から楽しへと変えること」を目指し、今後もボクシングの力を最大限に活かしつつ、新しいフィットネスカルチャーの創造を図っていくと発表しました。体験のアップデートやさらなる市場拡大が期待されるZEALの今後に注目です。
採用情報
なお、ZEALでは現在以下の職種で人材を募集しています:
- - 経営企画
- - 事業開発
- - スーパーバイジング
- - マーケティング
- - 店舗運営マネジメント
- - 人事・管理部門
詳細や応募については、
こちらのリンクからご確認ください。
会社概要
- - 会社名: 株式会社ZEAL
- - 代表者: 渡會雄一
- - 所在地: 東京都渋谷区
- - 設立: 2023年
- - 事業内容: ボクシングフィットネス事業の運営、アプリ・デジタルサービスの開発
- - 公式サイト: ZEAL公式サイト
今後もZEALに車座し、ボクシングフィットネスの未来を見守りたいと思います。