Cinematic Quantum
2026-07-07 15:37:14

メキシコ開催「Cinematic Quantum」マスタークラス、映像表現の新境地を探索

メキシコにおける新たな映像表現の探索



2026年9月、メキシコシティで開催される「Cinematic Quantum(CQ)」マスタークラスが注目を集めています。このイベントは、日本映画撮影監督協会(JSC)、文化庁、そして独立行政法人日本芸術文化振興会が協力し、映像表現の新しい地平を切り開くために設立されたものです。CQの目的は、単なる技術教育にとどまらず、日本と海外の映像シネマトグラファーとの文化交流を実現し、次世代映像表現の研究を進めることです。

なぜメキシコなのか?


近年、メキシコ出身のシネマトグラファーは、映画界で非常に印象的な存在感を放っています。彼らの作品は、美しい自然光の使い方や、空間と感情を結びつけるカメラワーク、人間の内面を掘り下げる長回し、さらに社会的な視点を組み合わせた映像設計が特徴です。メキシコの映像文化は、これまでにない新しい視点を私たちに提供してくれました。

CQでは、映像技術の習得に留まらず、土地や宗教、死生観、都市・家族観といった文化的要素が映像表現に与える影響について、現地で深く探求することを目指しています。メキシコでの学びは、単なる海外研修ではなく、日本とメキシコの映像における価値観の交差点なのです。

メキシコの映像表現が強い理由


メキシコのシネマトグラファーは、美しい映像を追求するだけでなく、光や影、沈黙、距離、湿度、そして社会や信仰といった、さまざまな要素を“思い”として画面に定着させています。このアプローチにより、彼らの映像は単に視覚を超え、感情を揺さぶる力を持っています。

日本とメキシコは意外にも似ている


一見、文化的背景が異なる日本とメキシコですが、実は多くの共通点があります。日本のシネマトグラファーは、メキシコの映像言語を理解できる可能性が高いのです。CQが目指すのは、技術だけでなく、日本の静けさとメキシコの激しさ、余白と迫力を融合させ、新しい映像言語を生み出すことなのです。

カリキュラムと教育の機会


CQマスタークラスは、単に教わる場ではなく、「対話しに行く」機会として位置づけています。AMC(メキシコ撮影監督協会)やASC(アメリカ撮影監督協会)の著名なシネマトグラファーとの交流を通じて、参加者は「世界のDPたちは何を目指しているのか」「なぜ彼らの映像が感動を生むのか」を発見することができます。

このマスタークラスでは、著名なシネマトグラファーを講師として迎え、彼らの豊富な経験と知識を聞くことができます。開催の数週間前に最終的な情報が発表される予定です。

開催概要


「Cinematic Quantum Master Class Mexico 2026」は、2026年8月31日から9月2日までメキシコシティで開催されます。主催は文化庁や日本芸術文化振興会、JSCなどで、AMCやASCも協力関係にあります。

教育テーマ(予定)


  • - ラテンアメリカ映画の映像表現
  • - 自然光と空気感の設計
  • - 色彩設計と宗教観
  • - 国際共同制作におけるコミュニケーション
  • - 現地ロケーション研究など

マスタークラス終了後の9月3日から6日には、AMCによるイベント「Semana AMC」も予定されており、参加者はこの機会を通じて国際的なネットワークを広げることができます。

CQは、日本と世界の映像文化の架け橋として、国際的な学びの場として今後も挑戦を続けます。昨年はタイでのマスタークラスを成功させ、多くの参加者が新たな視点を得ることができました。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
協同組合日本映画撮影監督協会
住所
東京都世田谷区成城1-4-1東宝スタジオ オフィスセンター2F
電話番号
03-6411-1690

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。