バイセルの成長戦略
2025-05-14 15:18:45

2025年の業績見通しを上方修正したバイセルの成長戦略とは?

株式会社BuySell Technologiesの好調な業績と成長戦略



株式会社BuySell Technologies(バイセル)は、2025年12月期の第1四半期決算を発表し、業績見通しを上方修正する運びとなりました。出張訪問買取事業と店舗買取事業の双方でオーガニックな買取および販売が好調に推移し、連結売上高は234億円、営業利益は24億円と前年比で大幅な増収増益を達成しました。これにより、通期の売上高は1,000億円、営業利益は75億円への見通しが示され、営業利益率は7.5%の予想がされています。

業績の背景:レクストHDとのシナジー



バイセルの成功の要因の一つは、レクストホールディングス(レクストHD)との統合によるシナジー効果です。前期に未連結だったロスの在庫統合や販路の最適化が早期に成果を上げ、在庫消化がスムーズに進行しました。このような統合によって、出張訪問における査定員の一日あたりの訪問数が増加し、店舗買取事業でもスタッフ一人あたりの生産性向上が実現されました。これによって人件費の削減も実現され、販管費にも良い影響を与えました。

実績の具体的な内容



2025年の業績を見通すと、出張訪問買取事業の問い合わせも増える中、出張訪問数は前年比で51.9%増と力強い成長を見せています。新規統合されたREGATEの実績も加わり、出張訪問ごとの売上総利益も想定を上回っています。

また、出張訪問ごとの広告宣伝費は高い水準にありながらも、販促活動が功を奏して出張訪問ごとの変動利益が通期計画を大きく超える結果となりました。

テクノロジーを活用した業務の効率化



バイセルは業務の効率化やデータ分析に自社開発のテクノロジーを積極的に活用しており、これが成長戦略の重要な一環を担っています。リユース業界内でのM&Aも活発に行い、国内外の二次流通網を広げています。グループ全体では年間40万件以上の出張訪問査定を行い、買取店舗数は400店を超えるなど、リユース業界でも高い競争力を誇っています。

会社情報



バイセルは「人を超え、時を超え、たいせつなものをつなぐ架け橋となる」というミッションのもと、着物やブランド品などのリユース事業を展開しています。出張買取事業を中心に、中古品の買取と販売を行なっていきます。具体的には、テクノロジーの活用を通じて事業の効率化を推進し、新たな市場を切り開いていくことを目指しています。

今後のバイセルの動向に注目が集まる中、リユース業界での新たな挑戦が期待されます。詳細な情報は、バイセルの IRページ から確認できます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
株式会社BuySell Technologies
住所
東京都新宿区四谷4-28-8PALTビル
電話番号
03-3359-0830

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。