株式会社moegiが宇宙ビジネスに参画
東京都武蔵野市に本社を置く株式会社moegiは、2024年6月から一般社団法人クロスユーの会員として宇宙ビジネスに積極的に参画することを発表しました。この取り組みは、同社が掲げる「地図とICTでよりよい明日を創る」というスローガンに基づき、「航空・宇宙を通じて地球上の活動を豊かにする」という新たな視点から進められています。
クロスユーと共に新たな価値を創出
一般社団法人クロスユーは、東京の日本橋を拠点とした宇宙ビジネス創出を目的とした共創プラットフォームであり、moegiはこの活動を通じて、宇宙技術と地上で提供される実用サービスの融合を進めていく方針です。
参与後は、クロスユーの関係者と交流を深めながら、衛星測位や宇宙技術に関する知識を深堀りし、事業のフィールドを広げていくことを目指しています。特に、2024年と2025年に開催される「みちびきアカデミー」への参加を通じて、研究者や企業とのネットワーク作りを進めます。また、2025年10月に予定されている「NIHONBASHI SPACE WEEK 2025」に企業としての参加を計画しており、ここでの新たな連携チャンスを広げることを楽しみにしています。
宇宙技術・地上での利活用
moegiの位置情報管理ソリューション「CALINT」は、スマートフォンで撮影した映像と位置情報を融合させるアプリを介して、インフラ調査や災害対応など多岐にわたって活用されています。一般的には、スマートフォンの位置測定には衛星信号とともに携帯通信を利用した位置補正データが重要ですが、通信圏外ではその精度が落ちるという課題があります。
この問題に対処するため、moegiは国産衛星「みちびき」の準天頂衛星測位補強サービス(SLAS/CLAS)を利用することで、携帯電波が届かない場面でも高精度な位置測定が出来るシステムの研究を進めています。これにより、宇宙からの技術を地上で活かし、社会が直面する課題の解決に貢献したいと考えています。
PITCHへの登壇
また、moegiは10月29日(水)の16:00~17:00に開催されるPITCHセッションに登壇します。その際の講演タイトルは「衛星測位のその先へ - moegiが描く“位置情報ビジョン”の未来」。この機会に興味のある方は是非参加してみてください。詳細は
こちらからご確認いただけます。
今後の展開と期待
moegiは、宇宙技術と地上ソリューションの融合をさらに進めていく考えです。「地上と宇宙をつなぐ」視点から新たな価値を生み出し、将来的にはNIHONBASHI SPACE WEEK 2025の開催を通じて、宇宙ビジネスに関わる全ての人に会えることを心待ちにしています。
会社概要
株式会社moegiは、東京都武蔵野市吉祥寺本町に本社を持ち、福島県いわき市や中央区日本橋エリアでさまざまなプロジェクトを展開しています。設立は2018年で、主に位置情報ソリューション「CALINT」を中心にICTサービスの開発・提供を行っています。詳細な情報は公式ウェブサイト
moegi.jpをご覧ください。
参考リンク
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