吉野林業の未来を担う！B-Laboが木工事業部を立ち上げ、世界に良質な吉野材を届ける

「心豊かな暮らしの創造」を理念に掲げる株式会社B-Labo（本社：奈良県橿原市、代表：細川雅康）は、2023年3月に設立されたコンサルティング会社です。地域活性化に貢献するコンサルタント事業を展開していますが、この度、木工事業部を立ち上げ、吉野材を使用した新商品を自社のECサイトで販売開始しました。

吉野材は、その品質の良さから古くから建築材や家具材として重宝されてきました。しかし近年、林業の衰退や外国産材の流入により、吉野材の需要は減少傾向にあります。

B-Laboは、吉野林業の活性化と吉野材の価値向上を目指し、世界中のお客様に良質な吉野材をお届けすることを目標に掲げています。

B-Laboが販売する吉野材を使った商品

B-Laboが販売する吉野材を使った商品は、DIY好きや木の温もりが好きな方に向けて、様々な商品が用意されています。

第一弾として販売される商品は、以下の４つです。

ワンバイツーバイ規格の吉野杉シリーズ
アメリカ建築基準のワンバイツーバイサイズ規格の吉野杉を販売。DIY初心者でも扱いやすいサイズで、専用の金具やジョイントも市販されているため、気軽にDIYを楽しめます。
DIYキッド
完成品ではなく、DIYキッドとして販売することで、木材の使い道を提案。自分で作ることで、世界に一つだけのオリジナル商品が作れます。
Deco Wood Yoshinoシリーズ（ウッドブロック）
端材を活用した吉野杉のウッドブロック。壁面に貼り付けることで、おしゃれで温かみのある空間を演出できます。4つのタイプと厚みを自由に組み合わせることで、オリジナルの壁面を作ることができます。
吉野杉×アイアンシリーズ
吉野杉の一枚板とアイアンを組み合わせた家具シリーズ。自然素材とアイアンの組み合わせが、シンプルながらも個性的な空間を演出します。

B-Labo設立の背景と代表の思い

代表の細川雅康氏は、吉野で生まれ育ち、大学卒業後は地元の吉野町役場に奉職していました。しかし、地域活性化への強い思いから、公務員の枠を超えて自ら行動を起こすことを決意し、2023年3月にB-Laboを設立しました。

細川氏は、吉野林業の現状を憂慮し、日本の林業の衰退や木材自給率の低さ、そして貴重な木材が燃やされてしまう現状に課題を感じていました。

B-Laboの木工事業部のビジョンは、「木のある暮らしで心豊かな暮らしの創造」です。吉野林業の振興と森林資源の有効活用、そして吉野林業の伝統や技術を次世代に引き継ぐことを目指しています。

B-Laboの取り組み

B-Laboは、吉野材をもっと身近に感じてもらうため、以下の取り組みを進めています。

手軽に入手しやすい価格設定
ECサイトを通して、価格や送料を明確にし、扱いやすいサイズの吉野材を販売することで、誰でも気軽に購入できるようにしています。
良質な吉野材を直接販売
地元の製材所と連携することで、流通を通さずに良質な吉野材を直接販売することで、価格を抑えています。
木材の使い方の提案
DIYを通して、暮らしに木を取り入れるアイディアを提案することで、国産木材の魅力を発信しています。

今後の展望

B-Laboは、今後も吉野林業の活性化に貢献していくため、以下の活動を展開していく予定です。

第二弾商品のリリース
ベトナムアイアン工場とのコラボ商品の販売を予定しています。
DIY工房のオープン
お客様がDIYを楽しめるスペースを提供することで、より多くの方に吉野材に触れてもらう機会を提供します。
ベトナム国内での販売
経済発展著しいベトナムにおいて、吉野材や日本の伝統文化を販売するショップの開設を検討しています。

B-Laboは、吉野材を通して、心豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献していきます。