「さなぎの猫」上映中
2023-12-03 10:00:01

「さなぎの猫」佐柳島を舞台にした心温まるSFコメディが大阪で上映中

映画「さなぎの猫」公開中



現在、大阪で上映中の映画「さなぎの猫」は、香川県多度津町の地域おこし協力隊員のアイデアから誕生した作品です。本作の製作は映像制作団体U.M.I Film makersが担当し、舞台として選ばれたのは「猫が飛ぶ島」として知られる佐柳島。



監督を務めるのは、昨年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で数々の賞を受賞した野村有志氏。彼は、島の住民の協力を受けながら、コロナ禍の困難な状況下でも全編を佐柳島でロケ撮影しました。資金面では文化庁の支援とクラウドファンディングを活用し、全国の猫島愛好者からの寄付を得てこのプロジェクトを実現させました。



ストーリーの魅力



物語の中心となるのは、佐柳島に住むぶっきらぼうな男、靖。ある日、彼は突然現れた女・花子と出会います。花子は、自分の鞄を海に落としてしまったと訴え、その鞄を探してほしいと靖に頼みます。この鞄が後に、靖の幼馴染である千佳とその夫の清によって発見されるのですが、中には驚くべき大量の札束が詰まっていました。この不可解な出来事から、花子の存在は徐々に周囲の生活を乱し始め、物語を一層複雑にしていきます。



海外の評価



「さなぎの猫」は、日本の伝統的な日常と非日常が交差するストーリーで、観客に独自の感覚を与えています。特に、今年のミンスク国際映画祭での正式上映や、インドのコーカイ国際映画祭における最優秀長編賞の受賞は、本作の質の高さを証明しています。このように、国内外で高評価を得ている本作は、日本独自の静かで優しいSF作品として、多くの人々に感動を与えています。



上映情報



現在、映画「さなぎの猫」は、Movie's cafe MATERIAL tanimachi(大阪府)にて12月1日から11日まで上映されており、平日は19:30、土日は13:00、16:00、19:00のスケジュールで行われています。特に、各回上映後には出演者によるアフタートークが30分ほど行われるため、観客は制作にまつわる裏話や詳細を直接聞く機会も設けられています。



記事の結び



この映画は、現代の社会における人間関係やコミュニケーションの複雑さを描きつつも、笑いや感動を交えたストーリーテリングが魅力です。映画「さなぎの猫」を通じて、観客は一瞬の日常から非日常へと移行する不思議な体験をすることでしょう。一度観ることで、心温まる感動的な時間を過ごしてみませんか。

会社情報

会社名
U.M.I Film makers
住所
大阪府箕面市桜井1-27-22
電話番号
072-714-0480

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