企業のMacデバイスを守る新システム「Jamf Protect」が日本上陸

Jamf Protectが日本市場に登場



Jamf Japan株式会社(ジャムフ ジャパン)は、macOSデバイス向けのエンドポイントセキュリティソリューション「Jamf Protect」を日本での提供開始を発表しました。この「Jamf Protect」は、Appleが提供するネイティブなセキュリティツールやmacOSのアクティビティ分析を活用して、企業や組織のセキュリティチームに対して、macOSデバイスの状況を可視化するための専用テレメトリと、脅威を防ぐ機能を提供します。

既存のセキュリティ対策と比べて、JamfのAppleファースト、Appleオンリーのアプローチによって、Jamf Protectはユニークな存在となっています。具体的には、macOSのネイティブなセキュリティ機能を詳細に表示し、リアルタイムでイベントを分析することで、セキュリティチームがmacOSデバイスを的確に監視できる環境を整えています。これにより、重要な脅威を見逃すことがないようサポートします。

Jamf Protectの主な機能



1. ネイティブツールの可視性を提供


Jamf Protectは、XProtectやGatekeeperなど、macOS内蔵のセキュリティツールに対しても可視性を提供します。これにより、脅威の認識、レポート作成、コンプライアンス、さらにはセキュリティ体制の改善に寄与します。

2. デバイス上でのアクティビティ分析


リアルタイムのアラート機能により、デバイス上でのアクティビティを分析し、脅威に対する予防的なブロックや隔離、またはJamf Proとの連携による修復も可能になっています。

3. データ制御の確保


どのデータが収集され、どこへ送信されるのかを詳細に制御でき、既存のSIEMに直接送ることも可能です。

4. エンドユーザー・エクスペリエンスの保護


Jamf ProtectではKextlessエージェントを採用し、必要最小限のデバイスリソースを使用することで、従業員の生産性を維持しつつ、安全なエクスペリエンスを提供します。このKextless技術により、Appleのネイティブ機能と積極的に連携しながら、データ収集も行うことができます。

5. 初日からのサポート


新たにリリースされたmacOSが登場した初日から、最新かつもっとも安全なエクスペリエンスをサポートし、組織のセキュリティ体制を強化します。

6. CISベンチマークに基づく監査


CIS(Center for Internet Security)ベンチマークに沿った監査機能を利用することで、全社的なセキュリティ体制の強化が期待できます。

Jamf Protectは、CIS®から認証を受けており、利用企業はmacOSデバイスをCIS基準に則って監視・評価することが可能になります。サイバーセキュリティの需要の高まりに伴い、これらセキュリティ標準への対応は避けられない状況となっています。

実際の利用者の声


note株式会社のコーポレートITエンジニア、東耕輔氏は、Jamf Protectの機能やユーザーインターフェースがとても扱いやすく、macOSの本来のセキュリティ機能を可視化・拡張する製品のコンセプトは、Mac端末への投資効果を高めると絶賛しています。

Jamf Japanのカントリーマネージャー、狩野央道氏も、Mac導入が増加する中で、セキュリティに特化したソリューションがますます必要とされると強調しました。Jamfは、Appleデバイス管理の経験をセキュリティ分野にも活かし、企業や組織の成功を支援していくと述べています。

詳しくは、Jamfの公式サイトをご覧ください。

Jamfについて


Jamfは、Appleデバイスの管理に特化した企業で、世界中の40,000社以上の顧客に対し、1,700万台以上のAppleデバイスを管理しています。日本国内ではJamf Japanとして、そのサービスを展開しています。詳しい情報はこちらをご確認ください。

会社情報

会社名
Jamf Japan 合同会社
住所
東京都港区虎ノ門4丁目1番1神谷町トラストタワー25階
電話番号
050-1790-2200

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