新たな金融経済教育サイト「EduTownフトコロジー」が登場
東京書籍株式会社が2026年4月9日に公開したのが、金融経済教育のための学習サイト「EduTownフトコロジー」です。このサイトは、りそな銀行の全面協賛を受けて制作されたもので、特に現代社会で必須となるお金のリテラシーを身につけるためのデジタル教材です。ユーザーは無料で利用でき、Webブラウザ上で動作します。
ゲームで楽しく学ぶ金融リテラシー
「EduTownフトコロジー」のメインコンテンツは、シミュレーションゲーム『チキュウで暮らす』です。このゲームでは、オリジナルキャラクター「こっさん」と呼ばれる小さな地球外生命体をお世話しながら、金融に関する知識を学ぶことができます。ゲーム内では「カブ」の売買を行い、現実の日本の株価と連動した値動きを体験することができます。
例えば、ゲーム内の「ジドウシャ」カブは、大手自動車関連企業10社の平均株価に基づいており、前日の終値が反映されています。このリアルな株価の動きを通じて、子供たちは自分の生活や社会における経済との関連を考え、自ら学びを深めることができるのです。
親しみやすさを重視
「EduTownフトコロジー」は、学校教育や家庭での利用を念頭に置いて開発されており、ミニゲームやテキスト解説、職業人のインタビューなど多彩なコンテンツを備えています。特に、教育現場での適用を意識した授業用の指導案やワークシートも2026年5月に公開予定とのことです。
サイト利用のためには、東京書籍が提供する共通アカウント「total ID」にログインする必要がありますが、アカウントは無料で作成可能です。詳しくは「EduTownフトコロジー」の公式Webサイトを確認してください。
制作背景と「エデュテインメント」の重要性
最近では、VUCAと呼ばれる不確実性の高い時代に生きるために、金融リテラシーがますます重要視されています。また、2022年4月からの成年年齢引き下げや高校教科書に「資産形成」の内容が追加されたことから、教育界でも金融経済の教育が急務であることが浮き彫りになっています。
東京書籍では、このような新たな挑戦を受けて、子供たちが興味を持ちやすいゲームを通じて、エンターテインメントと教育を融合した「エデュテインメント」の手法を取り入れています。この方法により、子どもたちの学習意欲を高め、楽しく学べる環境を提供しています。
多彩なコンテンツで学べる「EduTownフトコロジー」
「EduTownフトコロジー」には、お金についての様々なテーマを扱ったコンテンツが揃っています。「使う」「借りる」「貯める・ふやす」「備える」「稼ぐ」の5つのテーマを基に、ミニゲーム、テキスト解説、職業人インタビューを通して、総合的にお金の知識を深めることができます。特に、ミニゲームは授業内での使用に適しており、短時間で学びを得ることが可能です。
東京書籍は、教科書だけでなく、教育の新たなスタイルを追求する企業です。1909年の創業以来、日本の教育と文化に貢献し続けています。教育のデジタル化が進む現代においても、その使命を引き継ぎ、新たな教育コンテンツの提供に力を入れています。