フリーランス活用調査
2025-03-27 11:36:31

パーソル、ITデジタル領域のフリーランス活用実態調査結果を発表!

パーソル、ITデジタル領域におけるフリーランス活用実態調査を実施



パーソルホールディングス株式会社とその子会社であるパーソルイノベーション株式会社が、ITデジタル領域のフリーランスや副業人材の受け入れに関する実態調査を実施しました。この調査には、1,266名の人事、経営者、IT関連職に従事する社員が参加しました。

調査結果の概要


調査結果によると、企業が不足しているIT人材の職種は「データサイエンティスト・アナリスト」がトップで22.3%を占め、次いで「プロジェクトマネージャー」が22.0%、さらには「エンジニア」が20.7%と続きました。この傾向から、IT人材の確保が企業の重要な課題であることが示されています。

業務委託人材の活用状況


ITデジタル領域で業務委託経験のある企業は47.4%にのぼり、「現在活用している」との回答が33.2%です。この数字を見ると、多くの企業がフリーランスや副業人材との協力を進めていることがわかります。また、興味深いのは「業務委託人材を使わない理由」として、「正社員採用の優先度が高い」との回答が19.7%を占める点です。

業務委託内容の傾向


企業が委託している業務内容については、「広告・SEO・SNS運用」が37.3%でトップ、続いて「コンテンツマーケティング」が35.0%、また「アクセス解析・サイト改善」が27.7%となっています。これらの業務は専門的な知識を必要とし、即戦力としてのフリーランス人材のニーズが高いことを示しています。

成果と課題


調査参加企業の86.7%が、業務委託人材との取り組み結果に満足していることが分かります。成果については「期待以上」と「期待通り」を合わせると57.0%が満足しています。一方で、業務委託の課題としては「マネジメント工数がかかる」という意見が最も多く、特に大企業においてこの傾向が顕著です。

業務委託のメリット


業務委託人材を活用した結果、最も多くの企業が「業務効率化が進んだ」(21.2%)と回答。他にも「一時的な人材不足が解消された」(20.2%)や「デジタル活用/DXが加速した」(19.0%)という意見が寄せられています。この結果、特にスタートアップ企業では業務委託を通じて求職者との接点が生まれることが確認されました。

今後の展望


今回の調査を受けて、パーソルは中期経営計画の中で企業文化と暮らし方を豊かにする取り組みを進めています。デジタル化が進む現在、業務委託の活用は企業にとって不可欠な要素となるでしょう。パーソルグループは今後もIT人材の「はたらく自由」を拡充し、社会における幸せの輪を広げていくことを目指しています。

まとめ


パーソルの調査結果は、ITデジタル領域での業務委託の重要性とその効果を示しています。企業におけるフリーランスの受け入れ姿勢が進む中、今後のIT人材の動向にも注視が必要です。また、業界全体でフリーランス人材の活用が進むことが、企業の成長をさらに加速させるでしょう。


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会社情報

会社名
パーソルイノベーション株式会社
住所
東京都港区北青山二丁目9番5号 スタジアムプレイス青山 6階
電話番号

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