京都鉄道博物館に寄贈されたミニカー
2024年7月31日、彌榮自動車株式会社が京都鉄道博物館にミニカーを寄贈しました。この寄贈は、同館のジオラマを彩る新たな一員として特別な意味を持ちます。さらに、今回の寄贈は、鉄道関連のミニカーの寄贈としては、タクシー事業者として初めての試みとなります。
寄贈式の様子
寄贈式には、彌榮自動車の社長である粂田晃稔氏や京都鉄道博物館の前田館長をはじめとする関係者が出席しました。式典では、寄贈目録が手渡され、その後、鉄道ジオラマへ移動してミニカーの設置も行われました。ミニカーは、彌榮自動車が制作した1台と、ヤサカバスが制作した2台の合計3台で、現在は非売品です。
実現に至った経緯
この寄贈が実現した背景には、彌榮自動車が京都産業大学と連携した産学のプロジェクトがありました。具体的には、大学の課題解決型授業のパートナーとして京都鉄道博物館に関わる中で、夢として抱いていた「ミニカーのジオラマ展示」が現実のものとなりました。このような関係構築が、地域の発展や交流へと繋がることを強く願っています。
ミニカー設置の瞬間
寄贈式当日は、多くの来場者が展示されたミニカーに立ち寄り、その魅力を楽しんでいました。訪れた方々がミニカーの前で立ち止まり、親しみを感じる姿が見られるなど、展示されたことへの注目度の高さが伺えました。今回の寄贈を通じて、彌榮自動車は地域社会における連携を強化したいと考えております。
地域とのさらなる連携
今後、彌榮自動車は京都鉄道博物館とのさらなる連携を図り地域貢献を目指します。交通事業者としての責任を果たしながら、地域資源の活用や文化の発展を促進していきたいと考えています。地域教育施設である博物館との協力は、多くの人々にとって貴重な学びの場を提供し、新たな価値を創造することに繋がります。
お礼の言葉
最後に、今回の寄贈を実現するために尽力してくださった関係者の皆様に心より感謝いたします。今後とも地域の活性化に努め、共に京都の未来を切り開く活動を進めていく所存です。