東京2025デフリンピックを記念したカウントダウンイベント
2025年11月に日本で初めて開催される東京2025デフリンピック。これは、きこえない、またはきこえにくい人々にとっての国際的なスポーツの祭典です。この特別なイベントに向けて、2024年11月17日(日)にJヴィレッジでカウントダウンフェスタが行われることが決定しました。このフェスタは、サッカー競技を中心に、様々な体験を通じて大会への期待を高めることを目的としています。
1. イベント概要
このカウントダウンフェスタは、なんと午前10時から午後3時までの長時間にわたって、盛りだくさんのプログラムが用意されています。主な内容は以下の通りです:
サッカー教室・オリジナルマッチ
午前10時から12時には、ゴールデンエイジ世代の選手たちを対象にしたサッカー教室とオリジナルマッチが開催されます。参加者の中には、元なでしこジャパンの岩渕真奈さんも登場予定です。オリジナルマッチでは、選手たちが声を出してプレイする時間と、声を出さずにプレイする時間の2つの時間帯が設けられており、参加者は普段とは異なるサッカーの楽しみ方を体験できます。また、見学は誰でも自由にできるので、家族や友人と一緒に楽しむことができます。
体験コーナー
午前10時から午後3時までは、音に頼らないデフスポーツやパラスポーツの体験コーナーも設置されます。ここでも岩渕真奈さんが参加予定で、実際のプレイを通じてデフ・パラスポーツを心から楽しめる機会です。また、手話体験コーナーも用意されており、簡単で楽しめる内容が揃っています。
特別講演とトークイベント
午後1時から午後2時まで、福島市出身の手話通訳士である保科隼希氏を講師に招いた講演が行われます。テーマは「きこえない人ときこえる人をつなぐ立場で語る、日常からデフリンピックまで」です。この講演では、スポーツがもたらす力や、互いに理解し合うことの重要性について考えます。
続いて、午後2時から午後3時には、デフリンピックをさらに楽しむためのスペシャルトークイベントが開催されます。ここでは、福島県文化スポーツ局長の市村尊広氏や、岩渕真奈氏、デフフットサル選手の岩渕亜依氏などが参加し、交流を深めます。コーディネーターには、郡山市出身のDJイタルが務めます。
2. その他の情報
「デフスポふくしま」の詳細情報は、随時ホームページで公開されています。ぜひ、事前に確認してみてください。
さらに、カウントダウンイベントに先立って、11月16日(土)から17日(日)にはJヴィレッジで第19回全日本ろう者サッカー選手権大会も開催されます。ここでは、日本代表候補選手たちの貴重なプレーを見るチャンスです。
3. 東京2025デフリンピックの概要
2025年11月15日から26日までの12日間、東京2025デフリンピックが開催されます。参加国は70から80か国、選手数は約3000名を見込んでいます。競技は21種目が行われ、サッカー競技は福島県のJヴィレッジを舞台に開催されます。ついに日本で本格的なデフスポーツイベントが行われるということで、多くの期待が寄せられています。
このカウントダウンフェスタは、事前にデフリンピックを盛り上げる素晴らしい機会となるでしょう。皆さん、ぜひ足を運んで、素晴らしい体験をお楽しみください!