ジンジャー人事労務が新機能を発表
jinjer株式会社が提供するクラウド型人事労務システム「ジンジャー人事労務」は、2025年度の年末調整に備えた新機能を実装したことを発表しました。この新機能は、近年進む行政手続きのデジタル化や、頻繁な法改正に対応し、企業の人事労務担当者の業務負担を軽減することを目的としています。
新機能の概要
日本国内では、令和7年度税制改正により、年末調整における控除額の計算が複雑化しています。特に、新設された「特定親族特別控除」や、基礎控除の見直しが進む中、これらの変化に対応することが企業にとって重要です。
さらに、控除証明書の電子化も進むことで、従来の紙媒体に加え、XML形式といった新しいデータ形式への対応が求められています。このような背景の中で、「ジンジャー人事労務」は、自動化された控除計算機能を実装し、年末調整業務にかかる手間を大幅に削減します。
新機能の詳細
以下に、2025年度年末調整に向けた主な機能について具体的に見ていきましょう。
1. 税制改正への完全対応
「ジンジャー人事労務」は、令和7年度の税制改正に完全準拠しています。特定親族特別控除の新設を含む複数の控除が見直され、従業員から収集したデータに基づいて、各種控除額を自動で計算することができ、必要な帳票も新しい様式で出力可能です。
2. 控除証明書の電子化とデータアップロード
生命保険料控除や地震保険料控除証明書のXMLデータ、団体保険のDATファイル(LINC形式・損保標準形式)を直接システムにアップロードできるようになりました。これにより、手入力によるミスや確認作業の手間を大きく減少させることができます。
3. 入力補助機能の強化
従業員が不適切に扶養家族情報を変更しようとした際にアラートを表示することで、申告内容の正確性を向上させる機能も搭載されました。また、「ジンジャー給与」とのデータ連携により、企業型確定拠出年金に関わる情報も一元管理できるようになり、管理者の負担を軽減します。
ジンジャー人事労務とは
「ジンジャー人事労務」とは、ペーパーレス化された人事管理サービスで、人事関連の各種手続きや年調収集を効率的に行うことができます。その結果、企業は社内のあらゆる人事情報を一元管理し、人員配置や育成計画、モチベーション管理を行うことができ、組織全体の生産性を向上させることができます。また、他のジンジャーのサービスと連携することで、勤怠や給与計算に関連するデータも統合的に扱うことが可能です。
統合型人事システム「ジンジャー」
ジンジャーは、人事労務、勤怠管理、給与計算、人事評価などを一つのデータベースで管理することができる統合型人事システムです。これにより、企業は正確な人事データを収集し、管理し、活用することで、単なる記録作業を超えて組織の成長のための資産として活かすことができます。
まとめ
新たに追加された「ジンジャー人事労務」の機能により、年末調整業務が自動化され、企業が抱える業務負担を軽減することが期待されます。このシステムは、全ての人事業務が円滑に進むことを支援し、組織の質の向上を助ける重要なツールとなるでしょう。
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