環境を変える「カギノワ」プロジェクト
2025年2月21日、東京都渋谷区にて開催された「カギノワ」プロジェクトの第2回ミーティングには、様々な業界の専門家たちが集まり、環境問題に向けた熱い議論が交わされました。主に牛のげっぷがもたらすメタンガスの削減を目指したこのプロジェクトでは、牛に与える飼料として「カギケノリ」を利用することで、温室効果ガス削減を図っています。
ミーティング概要
ミーティングの冒頭では、これまでの「カギノワ」の成果や進捗、今後の課題についての報告がありました。以下のテーマが話し合われました。
- - FutureFeed社 オーストラリア工場視察:新しい技術の導入や運用に関する情報を共有。
- - カギケノリの陸上養殖と海面養殖の進捗:養殖技術の革新に向けた努力。
- - GHG削減効果の試験報告:飼料添加物による環境負荷の低減に関する具体的なデータ。
専門家によるプレゼンテーション
その後、各分野で活躍する専門家が登壇し、それぞれの視点から「カギノワ」プロジェクトへの期待と課題をお話してくださいました。例えば、漁業者からは「カギケノリ養殖技術開発に向けて」のトークがあり、製品化を見据えた具体的な展望が提示されました。さらに、国内のエンドユーザー動向や飼料業界のトレンドについても情報が提供され、参加者は各自の知見を元に実践的な意見を交換しました。
さらなる議論と未来へのビジョン
ミーティング後の懇親会では、フリーディスカッションが行われ、各分野の専門家たちが集まり、「全方良し」なシナジー効果の最大化に向けた実践的なアイデアを議論しました。本プロジェクトは、海と畜産の接点を探求しながら、日本社会が直面している環境と社会の課題に対する解決策を模索しています。
持続可能な社会を目指して
「カギノワ」は、様々な企業や自治体との協力を通じて、環境保護と畜産の持続可能性を同時に追求しています。これからも、革新的な飼料開発や養殖技術の向上に向けて、積極的に取り組んでいく姿勢は変わりません。
私たちは、地球環境に優しい未来を築くために、挑戦を続けます。このプロジェクトへの参加や詳細について興味のある方は、ぜひカギノワのウェブサイトをご覧ください。
カギノワについて
会社情報
- - 会社名:株式会社アルヌール
- - 本社:東京都渋谷区神宮前六丁目17番11号 JPR原宿ビル
- - 事業概要:CO2削減と環境保全に向けた研究・開発および技術提供を行っている企業です。