令和時代の女性たちが求める「自分らしさ」とは？

令和という時代に生きる私たち女性。社会や周囲の期待に応えようとする日々の中で、時には本来の自分を見失ってしまうことはありませんか？株式会社はぐくみプラスが実施した調査からは、女性らしさに対するモヤモヤや、現代女性が大切にする自分らしさの実態が浮かび上がってきました。

調査概要

- 調査名: 自分らしさと女性らしさに関するアンケート
- 対象: 20代から50代の女性295名
- 調査方法: インターネット調査
- 調査期間: 2025年3月7日から3月17日
- 調査地域: 全国
- 調査機関: Lancers

アンケート結果の概要

- 調査対象の82.7％が「自分らしさに迷った経験がある」と回答。
- 約半数の女性が「女性らしさの押し付け」を経験しているとのこと。
- 57％は「女性らしさは大事」と考えている。

自分らしさに迷う経緯

「自分らしさって何だろう？」と迷った経験のある多くの女性に共通するのは、ライフステージの変化に伴うものです。特に「就職や仕事」と「結婚や出産・育児」が主要な要因として挙げられています。多くの回答者が、転職や育児を通じて自分の立ち位置を見失った経験を語っています。

ついでに、SNSの影響も見逃せません。他人の成功やライフスタイルを目の当たりにする中で、劣等感を抱いてしまうことも少なくありません。

自分らしさを取り戻す方法

調査では、自分らしさに迷った際に多くの人が行った対処法として、「自分の価値観についてじっくり考える」が最も多く、これに続いて「家族や友人、パートナーに相談した」という回答がありました。これらのアプローチは、自分の本音を可視化し、他者の意見を参考にすることが鍵となります。

価値観の変化

「自分らしさを見つけるための価値観の変化」についても興味深い結果が出ました。最も多かったのは「自分がしたいことに集中する」という回答で、次いで「他人との比較をやめた」というものでした。愛知県在住の30代女性は「しなければいけないことをやめた瞬間、自分のやりたいことが思い浮かんだ」とその変化を語っています。

女性らしさの重要性

調査では、57％が「女性らしさは大事」と考えている一方で、「女性らしさは必要ない」と答える人もいます。この対立する意見から、女性らしさが持つポジティブな側面と否定的な側面の両方が浮かび上がります。

押し付けられる女性らしさ

何と半数以上の女性が「女性らしさの押し付け」を経験したと回答しています。ガイドラインとして親や周囲から求められることが、時に苦痛として反映されることがあります。具体的には家事や育児に関わる仕事を強制されるなど、無意識のうちに女性らしさを求められている場面が見受けられます。

現代女性の自分の軸

自分らしさを維持しながら、女性らしさも重視する柔軟さが求められる現代社会。その中で株式会社はぐくみプラスは「自分らしさを取り戻す」ことをテーマにしたイベント『捨てたいものとグッバイ展‐これどこに捨てたらいーい？‐』を開催しました。
来場者は、他の女性たちと意見交換しながら自分を見つめ直す機会を得ることができました。

皆さんもぜひ、自分らしさを大切にしながら、女性らしさを自然に楽しんでみませんか。

自分の本音を見極め、その結果として自身の気持ちを優先し、自由な行動を取ることが、現代女性の自分らしさの在り方なのではないかといえるでしょう。