FOOMA JAPAN 2025で見える食品工場の未来
2025年6月、東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2025」への出展が、フクシマガリレイ株式会社を含むガリレイグループによって発表されました。このイベントは、食品工業の発展と最先端技術を紹介する重要な機会であり、今回のテーマは「NOBRACが実現する食品工場の未来」です。
NOBRACとは?
ガリレイグループは、CO2冷凍システム「NOBRAC」を開発しました。このシステムは、環境負荷を軽減するためにグリーン冷媒への転換を進めており、その結果として最大20%の省エネを実現します。NOBRACは空冷と水冷の2つの冷却方式を提供し、食品工場における効率的な冷却を可能にします。これによって、食品の品質を保ちながらエネルギーコストの削減が期待されているのです。
新しい冷却技術の提案
FOOMA JAPAN 2025では、特に注目すべき技術の一つが「差圧冷却庫」です。この冷却庫は、冷却庫内と差圧ブースを利用して均一に冷気を供給し、高効率な冷却を実現します。気流シミュレーションや3Dデザインを使用した提案により、冷却効率の向上が図られます。
さらには、「トンネルフリーザーSSJ」の展示も予定しており、食材に傷をつけることなく冷凍ができるため、水産品や豆腐などの凍結に最適です。試食として提供されるホタテの品質は、訪れた方すべてにその効果を実感させることでしょう。
自動化と省力化の提案
加えて、ショウケンガリレイは、自動化と省力化をテーマにした搬送ラインを展示します。人協同ロボットと自律走行搬送ロボット(AMR)を組み込み、多様な物流ニーズに応える内容となっております。食品工場の人手不足問題を解決するための取り組みにも力を入れています。
環境改善技術の紹介
また、ガリレイぱネルクリエイトが提案する内装用ライン照明付き天井パネルも見逃せません。自由度の高いレイアウトが可能なこのパネルは、工期の短縮にも寄与します。床下換気による環境改善や、最新のBIMシミュレーションも体験できるため、訪問者には新たな視点がもたらされるでしょう。
清掃技術の展示
さらに、日本洗浄機が展示する小規模工場向け器具洗浄機も注目です。コンパクトでありながら大容量の洗浄スペースを持ち、高い節水性と省エネ性を備えています。食品工場の衛生管理には欠かせない存在となるでしょう。
詳細情報
- - 名称:FOOMA JAPAN 2025国際食品工業展
- - 会期:2025年6月10日(火)~13日(金) 10:00~17:00
- - 会場:東京ビッグサイト 東1~8ホール
- - 主催:一般社団法人 日本食品機械工業会
- - ガリレイグループブース:東3ホール 3P-63
入場を希望される方は、公式ウェブサイトから『クイックパス登録』を行い、登録後に生成される「クイックパス」を持参してください。各出展者が最新技術を披露するこの機会を、ぜひお見逃しなく!
会社概要
フクシマガリレイ株式会社は、業務用冷凍冷蔵庫や冷凍機の製造・販売・メンテナンスを行う企業です。同社は、大阪府大阪市に本社を構え、国際的な食品機械市場においても存在感を示しています。詳細な情報は
こちらからアクセスできます。