若者の政治参加促進へ！新生「ひろしま県議会ダイジェスト」の魅力とは

若者の政治への関心が薄れつつある中、TSS（テレビ新広島）が提供する「ひろしま県議会ダイジェスト」が大幅にリニューアルされました。この番組は、広島県議会の活動をより分かりやすく、親しみやすく伝えることを目的にしています。特に、政治に対する若者の無関心を打破するために、魅力的な情報発信が求められています。

若者の政治への距離感を縮める

広島大学の学生団体「シードット」の代表である明見優成くんは、若い世代が政治に対して持つ距離感について、こう語ります。「広島県議会の活動は、自分たちの生活とあまり結びついていないと感じる若者が多いようです。でも、県政が私たちの未来に影響を与えることを知ってもらいたいです。」

実際、広島県内では10代から30代の政治への関心が著しく低下しており、衆議院選挙が迫る今、この状況改善が急務です。さらに、中本隆志議長は、若者の投票率が年々減少していることに危機感を抱いており、「投票に行っても意味がない」と考える若者が多いことが大きな課題であると述べています。

地元に残る若者を応援

広島県は、高校生や大学生など若者の県外転出が続いており、最近3年間で転出超過のワーストを記録しています。この問題は、9月定例会の代表質問でも取り上げられるなど、政治的なテーマにもなっています。そのため、県議会では地元に残る若者を支援する施策を積極的に議論し、具体的な行動に移しています。

更に、県議会を身近に感じてもらうため、特別取材に崇徳高校新聞部を招き、議事堂の見学会を実施しました。実際の議会活動を見ることで、若者の政治への関心を高める機会を提供しています。

みんなで考える未来の広島

「ひろしま県議会ダイジェスト」は、私たちの生活に直結する県議会の動向を楽しく理解できるように工夫されています。例えば、広島県が進めるデジタル化（DX）や観光施策の具体的な内容を分かりやすく伝えることで、視聴者にとっての有益な情報源となることを目指しています。

また、番組を視聴した感想を集めて抽選でAmazonギフト券が当たるキャンペーンも実施中です。応募は10月19日11時から開始されるので、ぜひ参加してみてください。

番組は10月19日（土）午前10時25分から放送される予定です。政治への関心を高め、若者が広島県について一緒に考えていくための第一歩として、このリニューアルされた番組をぜひご覧ください。