叡啓大学SUP部が新拠点開設！外国人向け原爆ドームツアーの魅力

叡啓大学SUP部が新拠点開設

広島市にある叡啓大学のSUP部「Eikei SUP」が、2025年9月6日にひろしまスタジアムパーク内に新たな部室を開設することが発表されました。これにより、同部の活動はさらなる進展を迎えることになります。

外国人向け原爆ドームSUPツアー

この新設の背景には、3年生の杉浦日向子さんと初代部長で卒業生の木村侑平さんが開発した「原爆ドームSUPツアー」があります。このツアーは、2024年11月からスタートし、特に春以降には参加者が増え、好評を博しています。参加者は、地元のSUPショップ「マジックアイランド」が提供するこのユニークな体験を通じて、広島の歴史と文化を学ぶことができます。

この特別ツアーは、観光体験と平和学習を見事に融合させたもので、参加者は川をSUPで漕ぎながら、豊かな自然の中で歴史的な景観を楽しむ機会を得ることができます。杉浦さんは、「この体験を通じて、多くの人に広島の平和のメッセージを伝えたい」と語っています。

新拠点の意義

「MAGICISLAND out fit style」内に新たに設けられる部室では、Eikei SUPの活動をより積極的に展開していく意向があるとのこと。地域密着型の活動を通じて、学生たちは地元コミュニティとのつながりを深め、国際理解を促進することが期待されています。

「私たちの活動が広がっていくことで、より多くの人に広島を知ってもらえる機会が増えればいいですね」と木村さんは、今後の展望を明るく語りました。

メディアでの取り上げ

Eikei SUPの活動は、多くのメディアに取り上げられています。2025年5月9日に中国新聞に掲載された記事では、平和公園周辺でのガイド活動が紹介され、また、2025年8月6日にはNHK広島の「お好みワイドひろしま」にも登場し、その活動の幅広さが注目されています。これらの報道は、学生たちが地域とどのように関わり、共に成長していくかを示す良い事例と言えるでしょう。