StartPass、新サービス「Alliance-Pass」を発表
株式会社StartPassが新たにサービス「Alliance-Pass」を開始しました。このサービスは、スタートアップの創業者が大手企業と効果的に協業や事業連携を行うためのプラットフォームとして機能します。特に注目すべきは、有力スタートアップカンファレンスに参加した選ばれた企業担当者と直接オンラインでつながることが可能になる点です。
提供の背景
StartPassは「日本をスタートアップしやすい国へ」というミッションを掲げ、約1,000社のスタートアップを支援してきました。また、累計で約400億円もの資金調達を支援し、170社以上の投資家とも連携しています。この実績をもとに、ファウンダーが新たなビジネスチャンスを見出すためのオンラインプラットフォーム「Alliance-Pass」を開発しました。
Alliance-Passの仕組み
「Alliance-Pass」を利用することで、スタートアップの創業者は自社のニーズに合致した大手企業に向けて直接アプローチが可能になります。特にスタートアップカンファレンスに参加している企業の担当者とのマッチングが行われ、アライアンスを促進する機会が広がります。
このサービスは、カンファレンスにおける一過性の出会いを克服し、より持続的な関係を築くためのツールとして位置づけられています。また、StartPassの専門家がファウンダーのニーズを詳しくヒアリングし、最適な企業とのマッチングを行うための支援もしています。
「Startup Japan FUNDeal」との連携
2024年11月に開催される「Startup Japan FUNDeal 2024 -秋-」を皮切りに、Alliance-Passの提供が始まります。このイベント参加者には「会期後にもマッチングの案内を受けたい」と希望する方を対象に、StartPassを通じてマッチングを行います。また、事前のマッチング支援を行う「スーパーコンシェルジュ」としてStartPassが参加スタートアップをサポートします。
今後の展望
今後も複数のカンファレンスと連携し、オンライン・オフライン問わずスタートアップと大手企業のマッチング機会を増やす計画です。また、2025年に開催予定のIVS KYOTO 2025でもさらなる連携を目指しています。StartPassは、スタートアップの発展を促進するための重要な役割を果たすことになるでしょう。
株式会社StartPass
2021年に設立された株式会社StartPassは、スタートアップ経営に特化したサービスを提供する企業です。約1,000社のスタートアップにサービスを提供し、「経営加速クラウド」を通じて迅速なマッチングを実現するために尽力しています。詳細は公式ウェブサイトにて確認できます:
StartPass公式サイト。
本記事がスタートアップに関心を寄せる皆様への良い情報提供となりましたら幸いです。