チャットワーク資金調達
2015-04-27 10:00:09
日本発のビジネスチャット「チャットワーク」が3億円調達、グローバル展開加速へ
チャットワークが新たな資金調達に成功
ChatWork株式会社は、2015年4月27日に、事業拡大を目指してGMO VenturePartnersから約3億円の資金を調達したことを発表しました。このファンドは、日本からグローバルなスタートアップを支援する目的で設立されています。ChatWork社は、2000年から14年間自己資本で黒字経営を続けてきましたが、今後はさらなる成長を目指し、資金を活用する計画です。
資金調達の目的と背景
今回の資金調達は、主に以下の目的で行われました。エンジニアの増員やシステム開発の強化、新しい機能の追加、ユーザー獲得を加速させるためのマーケティング活動などです。特に「チャットワークで世界の働き方を変える」というミッションを掲げ、グローバルなインフラサービスの一部となることを目指しています。
また、約66,000社が利用している「チャットワーク」は、ビジネスコミュニケーションの進化を見据え、従来のメールに代わるチャットスタイルの浸透を支援しています。多くの企業が直面している迷惑メールや情報の整理の困難さから、今後はチャットの利用がますます増加することが見込まれています。
メールに代わる新たなビジネススタイル
従来のメールの問題点には、膨大な迷惑メールによる重要なメッセージの見逃しや、1つのメール内で情報が入り混じってしまうこと、検索が煩雑になることが挙げられます。これらの課題を解決するために、ビジネスの現場ではチャット形式が徐々に主流となりつつあります。
今後の展望
資金調達によって強化された体制は、今後2〜3年以内に社員数を35名から100名以上へと増やし、さらにシリコンバレーにおいても人材を集める計画です。このハイブリッドなアプローチは、日本とアメリカの強みを融合し、優れたサービスを生み出す基盤となるでしょう。また、上場を視野に入れることで、ビジネスツールとしての信頼性を一層高め、ユーザーに安心して使ってもらえる環境を整えていきます。
GMO VenturePartnersについて
GMO VenturePartnersは、国内外でインターネットを利用した産業活性化を目的に、ベンチャー企業の支援を行っているVCファンドです。このファンドは、北米やアジア市場をターゲットにした企業の成長を加速させることに力を入れています。これまでに、多数の成功したネットベンチャーへの投資を行ってきた実績があります。
ChatWorkの取り組み
ChatWork社では、クラウド型ビジネスチャットツール「チャットワーク」を中心に、中小企業から大企業、教育機関、官公庁に至るまで多岐にわたって利用されています。企業の生産性向上を目指し、日々進化を続けているこのサービスは、全世界183カ国にて導入されており、その影響力を増しています。
ChatWork社の公式サイトでは、さらに詳細なサービス内容や導入事例を確認することができます。
会社情報
- 会社名
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株式会社kubell
- 住所
- 東京都港区南青山1-24-3 WeWork 乃木坂 内
- 電話番号
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