『水車小屋のネネ』ノミネート
2024-02-01 17:00:02
津村記久子の小説『水車小屋のネネ』が本屋大賞にノミネート!
津村記久子の『水車小屋のネネ』が本屋大賞ノミネート
津村記久子の最新作『水車小屋のネネ』が2024年の本屋大賞にノミネートされ、読者からの期待が高まっています。この作品は、姉妹の成長物語と、しゃべる鳥・ネネとの友情を描いた長編小説です。物語は、18歳と8歳の姉妹が新しい町にたどり着き、そこで出会ったしゃべる鳥ネネとの時間を通じて、彼女たちの人生がどのように変わっていくかを描いています。
あらすじ
物語は、姉妹がある町に引っ越し、そこで特異な存在であるネネと出会うことで始まります。ネネは、まるで人間のように話すことができ、その知能は3歳から5歳程度。彼女の存在は、姉妹の人生に大きな影響を与えることになります。物語は、彼女たちとネネを中心に、40年間にわたる人々との関わり合いや成長を描いています。
この作品は2021年から2022年にかけて、毎日新聞の夕刊で連載され、その後加筆修正を経て2023年に発行されました。連載当初より多くの読者から支持を受け、第59回谷崎潤一郎賞や、本の雑誌が選ぶ「2023年上半期ベスト1」など、数々の賞を受賞してきました。
読者の反響
特に注目すべきは、登場人物のセリフやネネの愛らしさに対する読者の反応です。全国の書店員からは「心に響く言葉」として多くのコメントが寄せられています。例えば、紀伊国屋書店の伊藤佑太郎氏は、「人間なんて信じられなくなる時に思い出す言葉がある」とした感想を語っています。このような言葉が、人生の大切な瞬間を思い出させ、人々の心に残るのです。
また、読者の声からは、ネネが導く出会いの重要性を感じ取ったという感想が多く寄せられています。人生での悲喜こもごもを共にし、傍にいてくれる存在があることの大切さが、本作の根底に流れるテーマとして強調されています。
メディアでの取り上げ
『水車小屋のネネ』は、多くのメディアに取り上げられ、高評価を得ています。毎日新聞では、レビュアーの永江朗氏がその魅力をさらに引き出す内容を掲載し、多くの読者にアプローチしています。また、中央公論やダ・ヴィンチWEB、週刊文春など、さまざまな媒体でも取り上げられ、その注目度はますます高まっています。
著者プロフィール
津村記久子は1978年に大阪市で生まれ、2005年に『マンイーター』でデビューを果たしました。それ以来、数々の賞を受賞し、文学界での地位を確立しています。近年では『サキの忘れ物』や『つまらない住宅地のすべての家』など、多様なテーマの作品を発表しています。
まとめ
『水車小屋のネネ』は、その物語の深さとキャラクターの魅力から、非常に多くの共感を呼んでいる作品です。2024年の本屋大賞に向けた期待が高まる中、この物語がどのような評価を受けるのか、今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
毎日新聞出版株式会社
- 住所
- 東京都千代田区九段南1丁目6番17号千代田会館5階
- 電話番号
-
03-6265-6731