AI導入加速に向け提携
2026-01-15 15:06:12

Logos&Pathos Consultingとストックマークが業務提携、生成AI導入を加速

AI技術の新たな活用に向けた業務提携



2023年10月、日本のAIコンサルティング業界で話題となったのが、株式会社Logos&Pathos Consultingとストックマーク株式会社の業務提携です。両社はそれぞれ東京都港区に本社を置き、AI技術の最前線で活躍していますが、今回の提携により、特に日本企業の製造業やDeep Tech領域において、より革新的な展開が期待されています。

業務提携の意義と背景



この提携は、AI技術の進化とともに企業が抱える課題を根本から解決するためのものです。生成AIの急速な普及が進む中、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)は新たな段階に移っています。通常のSaaS(サービスとしてのソフトウェア)ではなく、AIが自律的にビジネスの成果を生み出す「エージェント」への移行が求められていますが、同時にコンサルティングの現場でも、戦略を実行に移し、しっかりと定着させる力が求められています。

依然として日本の製造業などのエンジニアリング分野では、従来のレガシーシステムとの統合や、厳格なセキュリティ管理のための複雑な要件が多く、そのための「ラストワンマイル」を担える人材が不足しています。そこで、Logos&Pathos Consultingは戦略策定の強みと、ストックマークの技術力を絡めることで、この壁を突破しようとしています。

日本版Palantirモデルの構築



提携の中心にあるのが、「日本版Palantir」とも称される新たなモデルの構築です。米国のPalantir Technologiesが採用している「Forward Deployed Engineering (FDE)」モデルを日本市場向けにアレンジし、より実効性のある形で提供します。このモデルの最大の特長は、戦略の策定とその実装を同時に進めることで、顧客企業の成果を徹底的にサポートする点にあります。

Logos&Pathos Consultingの経営層がリーダーとなり、R&D部門や現場への深い入り込みを通じて経営課題の把握を行います。その後、ストックマークのエンジニアたちが協力し、システムの実装を進める中でも課題の特定と成果のモニタリングを続けます。このシステムの特長は、単なる理論ではなく、ビジネス成果に直結する形での実現を目指すことです。

ジョイントチームによる実装力



提携後、ストックマークのエンジニアがLogos&Pathos Consultingと密に連携しながら作業を進めます。顧客特有の環境に即したAIソリューションを開発するため、社内の国産LLMやAIプラットフォームを自在にカスタマイズし、顧客の現場でのニーズに応えます。また、現場からのフィードバックを活かすことで、戦略そのものの精度を高め、実業務におけるチューニングも行いながら、効果的なシステム構築を進めます。

各社の展望



両社の代表も今回の提携に期待を寄せています。ストックマークのCEO、林達氏は、技術を社会実装するには『文脈』の理解と『戦略』が必要だと述べ、Logos&Pathos Consultingとの提携によって『ラストワンマイル』を突破するという目標を掲げています。一方、Logos&Pathos Consulting社の山下哲生氏は、AIの導入が目的化する現状を打破し、具体的な成果をもたらすための支援体制の構築を確信しています。

この提携は、ただの業務提携ではなく、日本企業が真の意味でAIを活用し、その力でビジネスを革新するための重要なステップとなることでしょう。両社のシナジーがどのような成果をもたらすのか、今後の展開に注目です。


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会社情報

会社名
株式会社Logos&Pathos Consulting
住所
東京都港区六本木2-3-2VORT六本木一丁目 8F
電話番号

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