Squareが新たなセルフオーダーシステム「Squareキオスク」を導入
フード業界での効率化を目指すSquareが、飲食業専用のセルフオーダーシステム「Squareキオスク」の提供を開始しました。最新技術を駆使したこのシステムは、飲食店が顧客の注文をスムーズかつ効率的に受け付ける手助けをします。
概要と機能
Squareキオスクは、ソフトウェア、ハードウェア、決済機能が統合されたシステムです。特に注目すべきは、既存のiPadを利用して簡単に導入できる点です。レストラン、カフェ、ファーストフード、キッチンカーなど、幅広く利用できるため、多くの店舗にとって大変魅力的な選択と言えるでしょう。
顧客は自分で注文と支払いを完結できるため、行列を減少させ、店舗の運営が効率化します。特に日本の飲食業界では人手不足が問題視されており、少ないスタッフで業務を行えることは大きな利点です。店舗はより多くの時間を接客や調理に充て、スタッフの負担を軽減することができます。
柔軟な設置オプション
新たに提供されたSquareキオスクは、Squareの他のサービスとも連携可能です。特にカウンタースペースの有効活用が際立っており、壁に取り付けたり、カウンター上に設置したりすることが自由に選べます。また、VESA対応のスタンドやスイングアームを使用すれば、柔軟な使い方が可能です。
さらに、リアルタイムでメニューの更新ができるため、顧客は常に最新の情報にアクセスできます。これにより、より良い接客体験を実現することが可能となります。
実際の成果
先行導入したカフェ「COFFEE VALLEY」の小池司さんは、「導入後、予想以上のお客様に利用していただき、スタッフはキッチンでの作業に集中できるようになり、効率が大幅に向上した」と語っています。実際、注文提供のスピードが加速し、業務全体の流れがスムーズになったとのことです。
Squareのプロダクトマーケティング責任者、横山潤氏は「Squareキオスクは、スタッフを増やさずとも迅速かつ正確なサービスを提供する最新技術です。低価格且つコンパクトな設計で、加盟店自ら簡単に設置できます」とコメントしています。
また、試験導入での顧客の注文数が増加したことから、Squareは日本の加盟店なりの成長を共に目指すパートナーとしての役割を果たす意向を示しました。
購入とサービス料金
現在、Squareキオスクの端末は29,980円で購入可能です。また、2024年12月までは追加ソフトウェア料金が発生しない特別キャンペーンも実施中。その後は、月額5,000円のソフトウェアサブスクリプション料が適用されます。
このように、Squareキオスクは飲食業界に新たな風を吹き込み、効率的なサービスを提供することを目指しています。詳しく知りたい方は、
Squareの公式サイトをご覧ください。日本では一部サービスが未提供のため、あらかじめご了承ください。