台湾・東京ブリッジ: 共に革新するヘルスケアセミナー
東京都は、国際的なスタートアップ活性化の一環として、「台湾・東京ブリッジ: Innovating Together -Healthcare Edition-」セミナーを開催します。このセミナーは、2025年7月23日に台湾・台北のTaiwan Tech Arenaで行われ、日本と台湾のスタートアップエコシステムのさらなる発展を目指すものです。
グローバルな連携の重要性
東京都は、グローバルな連携を促進することにより、数多くのスタートアップが生まれる環境を整えています。令和6年5月には、「Startup Island Taiwan」とMOUを締結し、ヘルスケア分野の強化に努めています。この取り組みの一環として、7月23日には台北で初の共催セミナーを実施し、両地域のスタートアップ間での情報交換やネットワーキングの機会を提供します。
セミナーのプログラム
このセミナーでは、次のようなプログラムが計画されています:
- - 主催者挨拶: Startup Island Taiwanと東京都からの取り組み紹介(各10分)
- - プレゼンテーション: 日本台湾交流協会による発表(5分)
- - パネルディスカッション: 「グローバル視点で捉える日台ヘルスケア戦略・共創とビジネス展望」(55分)
- - ピッチセッション: 東京から参加するヘルスケア関連スタートアップの発表(40分)
- - ネットワーキング: 参加者同士での交流(60分)
特にパネルディスカッションでは、業界の有識者が登壇し、日台のヘルスケア分野における戦略やビジネス展望について話し合います。モデレーターにはBE Health Venturesのアーサー・チェン氏が務め、参加パネラーにはCancerFree Biotechのポー・チェン氏やDarwin Venture Managementのエミリー・ウー氏などが名を連ねています。
参加スタートアップの紹介
東京からは、次の5社が参加し、各社の革新的なビジネスモデルを発表します:
1.
株式会社ekei labs: バイオテクノロジー領域で、低コスト・高精度なDNA解析を通じて公衆衛生とウェルネスサービスを支援します。
2.
株式会社LIFESCAPES: 脳と機械をつなぐ技術を用いた医療機器を開発し、重度の運動麻痺へのソリューションを提供。
3.
株式会社menopeer: プレ更年期から更年期の女性向けアプリ「Lumino」を通じて、個々のセルフケアを後押しします。
4.
株式会社NERON: 腸内細菌の研究に基づいたサプリメントを開発し、脳内環境の改善を目指します。
5.
株式会社OUI: スマホで使用できる眼科医療機器を開発し、遠隔診療の実現を支援します。
参加登録方法
本イベントに参加を希望される方は、専用のイベントページからお申し込みください。今回のセミナーは、「2050東京戦略」の一環として、スタートアップが成長できるフィールドの構築を目指した重要な取り組みです。
東京と台湾の連携が今後のヘルスケア分野において、どのような革新をもたらすのか、期待が高まります。このセミナーを通じて、新たなビジネスチャンスが生まれることを願っています。