KnowBe4のThreat Lab
2025-02-14 09:19:02

KnowBe4、サイバー脅威に立ち向かう新たな施策『Threat Lab』を開設

KnowBe4が新たに設立した『Threat Lab』の意義



米国フロリダ州タンパベイに本社を構えるKnowBe4が、新しい「Threat Lab」(脅威ラボ)を開設したことが発表されました。これは、メールをターゲットにしたサイバー脅威の調査と分析を目的としており、特にフィッシング攻撃から顧客を守るための重要なカギとなるでしょう。

脅威ラボの目的



KnowBe4の『Threat Lab』は、サイバー攻撃の脅威を未然に防ぐことを目指しています。フィッシング攻撃やメールの脅威に関する詳細な解析を行い、新しい手口を特定。また、収集したインテリジェンスを基にした対策を社内外に提供していく構想です。これにより、顧客のセキュリティリスクを低下させることが期待されています。

KnowBe4のセキュリティアウェアネス・アドバイザーであるDr. Martin Kraemerは、「実践的な情報を提供することが、この取り組みの核心です」とコメント。グローバルな脅威監視と分析に基づき、迅速に対応できる体制が整います。

初の公開情報について



脅威ラボが初めて公開した情報は、Microsoftの認証情報を狙ったフィッシングキャンペーンに関するものです。このキャンペーンでは、脅威を及ぼすアクターによる巧妙な手口が明らかになりました。攻撃者は、悪用されたドメインやサブドメインを使い、クリック率を上げるために様々なテクニックを駆使しました。これにより、より多くの情報を不正に収集することが可能になったのです。

Egressの脅威インテリジェンス部門の責任者であるJack Chapmanも、「このラボはフィッシングやソーシャルエンジニアリングに特化しており、セキュリティ対策の強化を支援するための研究を行っています」と述べています。より高いセキュリティ意識を持つことが、個人や組織を守る上で重要です。

KnowBe4の革新性



KnowBe4は、2010年に設立されて以来、サイバーセキュリティと人に関わるリスク管理の新しい形態を提案してきました。特に、ランサムウェアやCEO詐欺、その他の脅威に対する意識を高めることに注力しています。多くの企業から支持され、現在では7万社以上がこのプラットフォームを採用しています。

KnowBe4は、AIや機械学習を基にした新しい挑戦である「ヒューマンリスク管理」を進めており、サイバーセキュリティの最前線で新たな価値を生み出し続けています。Threat Labの活動は、こうした取り組みを加速させ、さらなる人々の安全を確保する一助となるでしょう。

このように、KnowBe4は新たな脅威に対応するための重要なステップを踏み出しました。今後の展開に注目です。


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会社情報

会社名
KnowBe4 Japan 合同会社
住所
東京都千代⽥区丸の内1−5−1新丸の内ビルディング10F EGG
電話番号
03-4586-4540

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