廃材楽器でSDGsを
2022-01-05 10:00:06

印刷業界とアーティストのコラボ!廃材楽器でSDGsを推進するプロジェクト

印刷業界が持続可能な未来を見据えて新たな取り組みを開始しました。その名も「廃材楽器制作プロジェクト」。この活動は、アーティストと共に廃材を利用して楽器を作るというもので、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、さまざまなメッセージを伝えようとしています。特に、愛知県を拠点に活動する日用品演奏ユニット「kajii(カジー)」との共創が大きな注目を集めています。

このプロジェクトには、印刷業界の魅力や文化を多くの人に知ってもらいたいという想いが込められています。印刷物の廃材を音楽に変えることで、アートという視点からも業界の重要性を感じてもらえる機会にしたいとのこと。また、コロナ禍で制約を受けたアーティストたちに向けても、より多くの人々に活動を知ってもらう後押しをすることができれば、と考えています。

「PrintNext2022中部ブロック運営委員会」は、プロジェクトの一環としてクラウドファンディングもスタートしました。資金調達の目的は、楽器制作の費用とアーティストの活動支援です。支援金を集めることで、完成した楽器を展示し、演奏動画の発表を予定しているイベント『ココカラ市場 by PrintNext2022』が開催されることになっています。このイベントは、2022年2月11日に東京で行われ、完成した廃材楽器が披露されます。

イベントが実現することで、さまざまな関係者が一堂に会し、印刷業界のSDGs活動について学び、楽しんで交流する機会が生まれます。また、クラウドファンディングで設定されたネクストゴールを達成すると、イベント会場で「kajii」によるライブ演奏が実現できるとのこと。これにより、多くの参加者に廃材楽器を通じた音楽の楽しさを堪能してもらえることを目指しています。楽器制作や演奏を通じて、音楽とアートが織りなす新しい体験が創造されることが期待されます。

日用品演奏ユニット「kajii」は、音楽を身近なものにすることを理念に、様々な日用品を使った楽器を制作してきました。茶碗やどんぶりなど、普段の生活で使うものから作られたオリジナル楽器は、多くのメディアにも取り上げられています。

このような取り組みを通じて、印刷業界が持つ新たな可能性を示し、アーティストたちとのコラボレーションによって生まれるクリエイティブな力を社会に発信することが、このプロジェクトの最大の目的です。今後、どのような展開が待っているのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
PrintNext2022 中部ブロック運営委員会
住所
名古屋市西区天神山町7-2(株)岩月末広堂 内
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。