女性活躍を支えるNEXTBLUEの新たな挑戦
東京都中央区に本拠を置くNEXTBLUEは、女性起業家や女性活躍への支援に特化した「女性活躍推進スタートアップ支援ファンド」を新たに開始しました。このファンドの設立により、NEXTBLUEは女性起業家への投資を一層強化し、持続可能な経済成長の実現に貢献していきます。
女性起業家の支援強化
NEXTBLUEの新ファンドは、日本初となる女性起業家支援を目的としています。女性が経営するスタートアップや、女性の活躍に寄与する商品やサービスを持つ企業に対して投資を行い、最大50億円の規模を想定しています。日本では女性起業家の割合が低く、育児と仕事の両立や資金調達の難しさといった社会課題が存在しています。NEXTBLUEはこれらの課題を解決し、女性の起業環境を向上させるために、シード・アーリーステージの企業への投資を行います。
ジェンダーギャップと社会的課題
最近のジェンダーギャップ指数(2024年版)では、日本は146か国中118位に位置しており、特にスタートアップ領域における男女差が問題視されています。NEXTBLUEは、女性起業家同士のネットワーキングを促進し、経験豊富なメンターとの連携を支援することで、社会全体の意識改革を目指します。また、NEXTBLUEの国際的なネットワークを活用して、グローバルに展開するスタートアップを育成することにも力を入れています。
女性起業家投資のメリット
女性が運営するスタートアップに投資することは、社会的な意義に加え、財務的な面でもメリットがあります。BCGとMassChallengeの調査によると、女性主導の企業は男性主導の企業に対し、投資収益率が35%も高いことが示されています。加えて、女性起業家は新しい市場機会を開拓し、より多様なニーズに応えることができるため、革新的なソリューションを提供する可能性が高いです。彼女たちの独自の視点や経験は、経済や社会にとって大きな価値を生むと考えられています。
海外で培った経験
NEXTBLUEは過去5年間、欧米の女性起業家支援エコシステムに積極的に関与し、多くの成功事例を創出してきました。これにより、日本市場における女性起業家の支援方法を深く理解することができました。これまでの経験や知見を基に、日本の女性起業家に最適な支援を提供し、持続可能なエコシステムの構築を目指します。
東京都とのコラボレーション
東京都からの出資を受けることで、NEXTBLUEはさらに多くの女性起業家を支援できる体制を整備します。東京都と協力し、女性が起業しやすいエコシステムを築くことで、より多くの企業が社会にポジティブな影響をもたらすことを期待しています。
NEXTBLUE 2号ファンドの概要
- - 会社名: NEXTBLUE2号有限責任事業組合
- - 組合員: 井上 加奈子、ヴィンセント・タン、郡 裕一、大嶋紗季
- - 所在地: 東京都中央区日本橋三丁目1番3号 xBridge-Global 2階
- - 設立: 2023年5月11日
- - 事業内容: 起業家支援、投資事業有限責任組合の運営管理、日本企業の欧米への誘致
- - URL: NEXTBLUE公式サイト
この取り組みを通じてNEXTBLUEは、女性起業家の夢を後押しし、持続可能で多様性に富んだ経済社会の実現を目指しています。