仙台オフィスマーケット
2024-09-09 18:31:30

仙台市オフィスマーケット2024年最新レポート発表!空室率微増も賃貸価格は安定

仙台市オフィスマーケット2024年最新レポート



三幸エステート株式会社が2024年8月の仙台市のオフィス賃貸状況についての最新レポートを発表しました。今回のデータは、仙台市内全域および全国の主要6都市における大規模ビルの市場動向を反映しています。特に、仙台市内の空室率は前月比でわずかに上昇し、テナントの移転や集約による現空床が増加していることが指摘されています。

空室率の現状



2024年8月末の仙台市全規模ビルの空室率は6.35%で、前月から0.06ポイントの増加を記録しています。この数値は、主に新築ビルへの移転に伴う二次空室や集約移転に起因しています。興味深いことに、潜在空室率は7.52%と前月から0.10ポイント減少しており、テナント移転の需要は依然として健全に推移していることを示しています。特に、郊外から主要エリアへの立地改善を求める動きが見受けられ、この傾向が続く限り、今後の市内オフィスマーケットにも明るい展望があると言えるでしょう。

募集賃料の動向



賃貸オフィスの募集賃料も注目されるポイントです。最新データによれば、募集賃料は前月比でわずかに下がり、11,463円/坪となっています。この価格は依然として11,000円/坪台で推移しており、全体的には横ばいの状況です。この安定した賃貸価格は、供給の少なさや物件への需要の高まりを反映しており、特に主要エリアでは賃貸を希望する績が多いとのことです。

新築ビルの事例



最近、仙台市では「アーバンネット仙台中央ビル」や「ウッドライズ仙台」といった新築大規模ビルが竣工し、充実したアメニティを提供しています。これらのビルはテナント向けのラウンジ、リフレッシュコーナー、貸会議室、フォンブース、さらには屋上テラスなど、多様な施設を備えており、テナントにとって魅力ある環境を提供しています。こうした新しいビルに対する反応は好意的で、特にテナント誘致が進んでいることが報告されています。これに伴い、今後の新築ビルでもアメニティの充実が期待されます。

まとめ



仙台市のオフィスマーケットは、空室率がわずかに上昇したものの、引き続きテナントの移転意欲は強く、賃貸価格も安定していることから厳しい状況ではないと考えられます。新規のビルがもたらす高品質なオフィス環境や、主要エリアにおける物件への需要は、今後の仙台市のオフィス市場にとって重要な指標となるでしょう。今後も動向に注目していきたいところです。


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会社情報

会社名
三幸エステート株式会社
住所
東京都中央区銀座4-6-1銀座三和ビル
電話番号
03-3564-8089

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