音楽界に新たな息吹をもたらす、ベーシストのための決定版「スラップ・ベース・フレーズ大事典300」が2024年1月20日にリリースされます。このムックは、ベース奏者にとって欠かせないリソースであり、特にスラップ技術を磨きたい方におすすめです。
スラップ・ベースは、現代音楽において非常に多様性のあるスタイルですが、その習得には多くのフレーズを学ぶことが求められます。本書には、特に人気のあるスラップ・フレーズが300本収められており、練習はもちろん、実際の演奏にも役立ちます。
スラップ・フレーズの優れたバリエーション
本書は、さまざまなジャンルやリズムに対応できるフレーズを豊富に取り揃えています。読者はリズム別、テクニック別、音使い別の3つのセクションから、お気に入りのフレーズを簡単に見つけることができるでしょう。それぞれのフレーズには、模範演奏音源がストリーミングやダウンロードで対応されているため、実践的に学びやすい工夫がされています。
リズム別フレーズの分類
本書の特徴として、リズム別に分類されたスラップ・フレーズが挙げられます。8ビートや16ビートといった基本的なリズムから、シンコペーションや変拍子のフレーズまで、幅広く揃っています。これにより、様々なスタイルの楽曲に応じて適切なフレーズを選ぶことで、演奏をよりカラフルにすることが可能です。
テクニック別フレーズの充実
テクニックに関しても、グリスやスライド、チョーキングなど、さまざまな技術を駆使したフレーズが紹介されています。自分のスタイルに合ったフレーズを選び、日々の練習に取り入れることで、演奏技術の向上が期待できるでしょう。特に、ハイテク・スラップや実践的なゴースト・ノートなどは、他のミュージシャンとのセッションでも重宝することでしょう。
音使い別の豊富なフレーズ
音使い別のセクションでは、ルートとオクターブのフレーズや、主要コードのフレーズが豊富に収録されています。このセクションも、自分のオリジナル曲のアレンジやカバー曲の演奏時に非常に役立ちます。
スラップの名手たちのスタイルを学ぶ
さらに、特別付録として著名なスラップ奏者にインスピレーションを与えられたフレーズ集も含まれています。マーカス・ミラーやラリー・グラハムのスタイルを模倣したフレーズは、特に参考になるでしょう。
本書の著者、宮下智氏は、国内外で数々のアーティストと共演してきた実力派のベーシストで、彼の経験と知識が詰まったこのムックは、全てのベーシストにとっての必携書と言えるでしょう。
書誌情報
- - 書名:スラップ・ベース・フレーズ大事典300
- - 著者:宮下 智
- - 定価:2,530円(本体2,300円+税10%)
- - 発売日:2024年1月20日
- - 発行:リットーミュージック
この本を手に取り、お気に入りのフレーズを増やし、より豊かなスラップ・ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。