デジタル庁が学校ネットワーク自治体ピッチを開催へ、新たな教育DXの推進
デジタル庁、斬新な学校ネットワーク自治体ピッチを開催!
デジタル庁は、文部科学省との協力により、2025年2月に「学校ネットワーク自治体ピッチ」を開催します。このイベントは、GIGAスクール構想第2期における高速大容量通信ネットワークの整備を深化させ、学校向けのデジタル教育環境を一層充実させることを目指しています。
教育DXサービスマップへの新しい通信分野追加
新たに追加される「教育DXサービスマップ」では、通信分野に関連するサービスの情報が整理され、各種通信事業者が提案する学校向け広帯域通信サービスについての詳細が明示されます。このサービスマップは、地方公共団体や教育委員会が迅速かつ効果的に情報を把握し、導入に活かすための重要な資源となります。
ピッチ開催の詳細
「学校ネットワーク自治体ピッチ」は、「ライブ配信」と「オンデマンド配信」の2つの形式で行われ、全国の地方公共団体や教育委員会が対象となります。
ライブ配信
2025年2月17日および18日には、各事業者が10分間のプレゼンテーションを行った後、質疑応答の時間が設けられます。この模様は、後日デジタル庁公式YouTubeチャンネルでアーカイブ動画として公開される計画です。
参加する事業者は、教育DXサービスマップに「光回線サービス(ギャランティ型)」または「光回線サービス(ベストエフォート型)」を掲載することが求められます。また、参加のためには、設定された予想帯域に関する具体的なデータや、参考月額料金の情報が必要です。
オンデマンド配信
オンデマンド配信では、各事業者が作成した最大10分のプレゼンテーション動画が公開されます。事業者は、通信サービスごとに異なる動画を作成し、教育DXサービスマップに基づく情報を提供することが必須です。
参加者募集情報
学校ネットワーク自治体ピッチへの参加申し込みは、2024年11月22日から12月20日まで受け付けられます。参加希望事業者は、申込フォームに必要事項を記入し、提出する必要があります。また、教育DXサービスマップへの掲載を希望する事業者も、同じく事前の申し込みが求められています。締切日の時点で教育DXサービスマップへの申し込みが未完了の場合は、ピッチへの参加が認められないため注意が必要です。
おわりに
本企画は、デジタル庁が掲げる教育のデジタル化を推進し、未来の教育環境を整えるための重要なステップです。参加を予定する事業者にとっては、自社のサービスを広く知ってもらう良い機会となります。興味のある事業者は、早めに申し込みを行い、全国の教育界に向けて自社の提案を発信しましょう。