埼玉県と浦和レッズが共催するゴールボール体験会の魅力とは

埼玉県と浦和レッズが共催するゴールボール体験会

埼玉県は、地域の企業や団体とともに「埼玉版SDGs」を進めるための取り組みを行っています。その一環として、春の訪れを感じる令和7年5月17日（土曜日）に、浦和レッズとのコラボレーションでゴールボール体験会を開催します。このイベントでは、2024年パリパラリンピックの金メダリストを講師に迎え、スポーツの楽しさを体感しながらSDGsの重要性を学べる貴重な機会となっています。

イベントの概要

この体験会は、埼玉スタジアム2002のフットサルコートAで、午後1時から3時までの時間帯に行われます。特に注目すべきは、パラリンピックの正式種目であるゴールボールを体験できることです。一般社団法人日本ゴールボール協会がご協力し、現役の選手が講師を務めます。さらに、特別ゲストとして元日本代表選手の岡野雅行氏も登場し、参加者の皆さんを盛り上げます。

参加者には嬉しい特典として、浦和レッズのオリジナルマグカップがプレゼントされます。体験会は、第1から第4部の4回に分かれて行われ、各部は事前申し込みが必要です。各部の定員は20名で、多数の申し込みがあった場合は抽選が行われます。特に興味深いのは、体験会の最後に行われる金子選手と鳥居選手によるデモンストレーションです。このセッションは自由観覧可能で、どなたでも見学することができます。

申し込み方法と参加条件

この体験会はどなたでも無料で参加できるため、家族連れや友人同士での参加が推奨されています。ただし、参加する際は動きやすい服装でお越しください。また、申し込みは電子申請・届出サービスを通じて行います。申し込み受付は令和7年5月1日から5月12日までで、抽選結果は5月12日17時までにメールで通知される予定です。

さらに、体験会に合わせて「S³（エスキューブ）」というアプリを通じて、オリジナルのキーホルダーを抽選で20名にプレゼントするキャンペーンも実施されます。この機会に埼玉県内に在住・在勤・在学する方々が参加できるイベントにぜひご応募ください。

ゴールボールとは？

視覚に障害のある方のために考案されたゴールボールは、全員がアイシェードを着用してプレイします。この競技は、聴覚と触覚、さらにはチームワークを駆使して勝敗が決まるユニークなスポーツです。選手たちは、鈴が入った重量約1.25キログラムのゴムボールを転がし、音を頼りに自陣を守ります。これにより、参加者はただスポーツを楽しむだけでなく、障害者スポーツへの理解も深めることができます。

埼玉県と浦和レッズが共同で運営するこの体験会は、スポーツが持つ力を再認識し、さらに健康と福祉を促進するためのひとつのステップと言えるでしょう。皆さんのご参加を心よりお待ちしています！