全国企業を対象にした調査が始まる
一般社団法人日本テレワーク協会が発表した「働きがい・働きやすさ増進への取り組み調査委員会」が、全国の企業や団体を対象にWebアンケートを実施します。この調査は、企業の従業員が働きがいを感じられる環境や仕組みづくりについての実態を把握し、人材戦略の改善に役立てることを目的としています。
調査の背景
昨今の日本は少子高齢化が進行し、人手不足が深刻な問題となっています。このような状況下で、企業は多様な働き手が力を発揮できる職場環境を整える必要があります。人材の確保が難しい中、企業は人的資本経営に取り組み、従業員の働きがいを高めることが求められています。これに伴い、調査委員会は企業の人材戦略を強化し、働きやすさを向上させる取り組みが不可欠であると考えています。
調査の詳細
このWebアンケートは、約30の質問から構成される予定で、従業員の働きがいや働きやすさを高めるために企業がどのような施策を導入しているかを把握します。先進的な雇用管理制度や工夫などの実例が挙げられることで、参加企業全体の理解が深まります。
- - 回答期間: 2023年8月27日から9月30日まで。
- - 対象: 全国の企業・団体、規模や業種に制限はありません。
- - 回答者: 経営層や人事、経営企画、総務関連の業務に携わる方を推奨します。
アンケートのメリット
回答者には、自社のポジショニングや偏差値をフィードバックとして提供される特典があります。これにより、他社との比較を通じて自社の立ち位置や改善の余地を把握することが可能になります。
フィードバックは、2024年の3月に利用可能となり、事前に登録したメールアドレスにアクセス用のURLが送付されます。また、社名や回答者の詳細情報を尋ねることは無く、プライバシーが守られた状態で調査が進められます。
調査の意義
この調査結果が企業の人材戦略に寄与し、従業員がより高い働きがいを感じられる環境が構築されることが期待されています。企業が取り組むことで、人材の定着や成長、さらには事業の拡大にも関わる重要な施策となるでしょう。
お問い合わせ
本調査に関する詳細は一般社団法人日本テレワーク協会の公式サイトで確認できます。皆様の積極的な参加をお待ちしております。