脱炭素化社会実現に向けた新たな取り組み!ウエストホールディングスとGreenBeeが資本業務提携
株式会社ウエストホールディングス(以下、ウエストグループ)とGreenBee株式会社は、2024年7月12日に資本業務提携を締結しました。この提携は、両社の強みを活かし、脱炭素化社会の実現に向けた取り組みを加速させることを目的としています。
資本業務提携の背景
日本政府は2030年度に温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減、2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指しています。このような状況下で、各企業や地域において脱炭素化に向けた取り組みが急務となっています。
ウエストグループは、自家消費型産業用太陽光発電所請負事業と非FIT発電所開発販売事業を主力事業とし、着実な成長を遂げています。一方、GreenBeeは、AI、IoT、クラウドなどの技術を活用したDXサービスを提供することで、顧客のニーズと課題解決を支援する企業です。
両社は、それぞれの強みを融合することで、脱炭素化社会の実現に貢献できる新たなサービスを開発し、市場のニーズを満たしていくことを目指しています。
資本業務提携の内容
今回の提携では、ウエストグループがGreenBeeの発行済株式の一部を取得します。
業務提携の内容
両社は、以下の3つの取り組みを共同で推進していきます。
1.
「ウエスト サステナブル シュプリーム サジェスチョン」の共同開発
ウエストグループがこれまで培ってきた太陽光発電に関する豊富なデータとノウハウを基に、GreenBeeのAIやIoT技術を融合したDXシステムを開発します。このシステムは、顧客への最適な太陽光発電プランの提案を効率的に行うためのツールとして活用されます。具体的には、発電量の簡易シミュレーションやドローンを活用した現地調査、AIによる発電効率の高い提案書作成などが可能になります。
2.
「ウエストサステナブルスタンダード」への高度サービス導入
ウエストグループが提供する「ウエストサステナブルスタンダード」は、顧客のカーボンニュートラル実現を支援するトータルパッケージ商品です。この商品にGreenBeeの技術を導入することで、再生可能エネルギーの充放電を最適化し、発電量の劣化や機器交換時期を予測するなど、オペレーション業務の効率化を実現します。
3.
「再エネを作る、再エネを運ぶ、再エネを貯める」取組みの推進
両社は、GX(グリーントランスフォーメーション)を推進するため、太陽光発電所の簡易シミュレーションポータルサイト、発電予測・需給予測システム、蓄電池の最適運営のための需給管理システムなどの開発を検討しています。
企業概要
ウエストグループ
再生可能エネルギーと省エネルギーの推進を通じて、化石燃料に頼らない脱炭素化社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社ウエストホールディングス
本社所在地:広島県広島市西区楠木町一丁目15番24号
代表者:代表取締役社長 江頭 栄一郎
資本金:20億2,091万円
設立日:2006年3月1日
事業概要:太陽光発電設備の設置および販売、非FIT発電所の企画・開発、非FIT電源の供給、大型蓄電池の企画・開発、施工など
ホームページ:https://www.west-gr.co.jp/
GreenBee
「テクノロジーで、持続可能な未来を築く」をミッションに、エネルギー管理サービス、業務フロー改善サービス、自社技術のライセンス提供など、持続可能な社会の実現に貢献するサービスを提供しています。
会社名:GreenBee株式会社
本社所在地:東京都中央区新川二丁目3番1号
代表者:代表取締役社長 岩本 定則
資本金:1,000万円
設立日:2007年3月16日
事業概要:画像・映像処理技術、AI、IoT、ビックデータを活用したテクノロジーソフトウェア・サービスを提供
ホームページ:https://www.greenbee.co.jp/