旅人バスがキャッシュレス
2025-08-12 17:49:45

太宰府ライナーバス『旅人』が完全キャッシュレス実証運行を開始!

太宰府ライナーバス『旅人』が完全キャッシュレス実証運行を開始



太宰府ライナーバス『旅人』は、博多バスターミナルと太宰府を結ぶ路線として多くの人に親しまれています。西日本鉄道㈱が運行するこのバスは、新たに2025年度の国土交通省の公募による「完全キャッシュレスバス実証運行」の対象に選ばれました。この運行は、2025年10月1日から2026年1月31日まで実施される予定で、バスの利用者は現金を使わずに、便利な決済手段を利用して乗車できるようになります。

完全キャッシュレスバスとは



完全キャッシュレスバスとは、運賃の支払いを現金ではなく、キャッシュレス決済に限定したバスのことを指します。これにより、両替の手間や現金の取り扱いに伴う停車時間の短縮を図り、乗車の際の利便性を向上させることが期待されています。この試みは、観光客や外国人旅行者にも利用しやすい環境を整えることを目的としています。

これまでの実証運行から得た知見



西日本鉄道㈱は、2024年12月から2025年2月末までの間、博多駅から福岡空港国際線、及びFukuoka BRTの2路線でキャッシュレスバスの実証運行を行っていました。その結果、利便性の向上や時間的な効率化が図られ、多くの利用者から好評を得ています。この経験を基に、今度は太宰府ライナーバス『旅人』でも同様の試みがスタートすることになりました。

実証運行の概要



実証運行の期間は2025年10月1日(水)から2026年1月31日(土)までが予定されています。バス運行の具体的な内容は次の通りです。

  • - 運行区間:博多バスターミナル ⇔ 太宰府
  • - 運行便数:平日56便、土日祝73便
  • - 決済手段:交通系ICカード、クレジットカードのタッチ決済、各種乗車券(例:SUNQパス)

この実証運行を通じて、完全キャッシュレスバスの導入に向けた課題の把握や、有効な知見の獲得が目指されています。新しい時代の公共交通として、現金に依存しない快適な移動手段が実現することが期待されています。

未来の公共交通へ向けた取り組み



西日本鉄道㈱は、完全キャッシュレスバスの導入を通じて、持続可能な公共交通の実現に向けた取り組みを進めています。利用者のニーズに応じた快適な移動手段を提供しつつ、現金の取り扱いにかかる負担を軽減することで、多くの方に利用されるバス路線となることを目指しています。旅行や観光の際には、ぜひこの太宰府ライナーバス『旅人』を利用して、便利で快適な移動を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
西日本鉄道株式会社
住所
福岡市中央区天神一丁目11番1号ONE FUKUOKA BLDG.10F
電話番号

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