毎日スニーカーを履く人が増加中!ビジネスシーンでも浸透
株式会社クロス・マーケティングが実施した「スニーカーに関する調査(2024年)」によると、全国の20~69歳男女において、ほぼ毎日スニーカーを履いている人は46%にも上ることが分かりました。
この調査は、スニーカーの着用頻度、所有数、ビジネスシーンでの着用に関する意識、着用によるメリット、そしてお気に入りのブランドなどを多角的に分析したものです。
毎日スニーカーを履く人の割合は?
調査結果によると、ほぼ毎日スニーカーを履いていると回答した人は全体の45.7%にのぼります。特に女性では30~50代で50%を超える高い割合を示しており、年代による違いが明確に現れました。一方、男性は20~30代で「ほとんど履かない」と回答した人が約2割を占めており、女性と比較してスニーカーの着用頻度は低い傾向が見られました。
スニーカの所有数は?
スニーカーの所有数については、「2足」が最も多く27.6%を占め、「3足以内」が全体の67.7%を占めました。興味深いことに、ほぼ毎日スニーカーを履く人でも、「3足以内」が68.8%と、必要最低限の数を所有している傾向が示されました。
ビジネスシーンでのスニーカー着用は?
ビジネスシーンでのスニーカー着用については、「ビジネスではスニーカーは避けたほうがよいと思う」と回答した人は19.8%にとどまり、8割以上の人がビジネスシーンでもスニーカーを履いても良いと考えていることが分かりました。ただし、男性の50~60代では「ビジネスではスニーカーは避けたほうがよいと思う」と回答した人の割合が3割を超えており、他の年代と比べて抵抗感が強いことが明らかになりました。また、男性の20~30代では、「全く問題ないと思う、自由な服装をすべきだと思う」と「ビジネスではスニーカーは避けたほうがよいと思う」の両方の意見が拮抗していました。
スニーカを履くメリットは?
スニーカーを履くことで感じるメリットとして最も多かったのは「いざというときに動きやすい」で、46.7%を占めました。女性からは「電車などで立っているときに楽」「自然と歩く距離が増える」「革靴やヒールから解放される」「天候や季節に関わらず便利に使える」といった声が多数寄せられ、スニーカーの利便性や快適性が女性にとって大きな魅力となっていることがうかがえます。
人気のスニーカーブランドは?
お気に入りのスニーカーブランドとしては、ナイキ、アディダス、ニューバランス、コンバース、プーマ、アシックスなどが挙げられ、「デザインがおしゃれ」「足に合っているから」といった理由が挙げられました。
まとめ
今回の調査から、スニーカーは日常生活だけでなく、ビジネスシーンにも浸透しつつあり、特に女性の間で高い人気を博していることが分かりました。その人気の背景には、スニーカーが持つ快適性や利便性が大きく影響していると考えられます。今後、さらに多様なデザインや機能を持つスニーカーが登場することで、その人気はますます高まっていくことが予想されます。