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腰痛を未然に防ごう！簡単セルフチェックとストレッチ法のすすめ

腰痛を未然に防ぐ！セルフチェックとストレッチ法

現代の日本において、約5人に2人が腰痛を抱えていると言われています。東京大学の研究によると、腰痛だけで年間約3兆円の経済損失が発生しています。特に悪化するとぎっくり腰や椎間板ヘルニアなど大きな障害を引き起こすこともあり、注意が必要です。

腰痛の種類

腰痛は大きく分けて2つの種類があります。

- 特異的腰痛：このタイプは、骨折や重篤な病気に起因するもので、神経症状を伴うことがあります。具体的には、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが含まれます。
- 非特異的腰痛：こちらは、特定の原因が見当たらない腰痛で、全体の約80～90％を占めます。姿勢の悪さや長時間の座りっぱなしの仕事、重たい物を持つ動作などが原因です。

腰痛セルフチェック

整形外科医の松平浩氏が監修するWell Body株式会社が提供している、簡単にできる腰痛セルフチェック項目を紹介します。以下の項目に1つでも該当すれば、専門の医療機関への受診を検討してください。

超危険腰痛チェック

1. 尻もちをついた後に痛みがあり、日常生活に影響が出ている。
2. 横になってもうずくことがある。痛み止めも効かない。
3. 足やお尻から膝にかけて痛みやしびれが広がる。
4. 歩くとつまづくことが多く、足の力が抜けて感じる。

腰痛発症リスク・悪化リスクチェック

1. 3ヶ月以上続く腰痛がある。
2. 最近1週間の平均痛み（0〜10で）を7以上と感じている。
3. 前屈や後屈の際に痛みやしびれがある。
4. 長時間座った後、立ち上がるときに痛みを感じる。
5. 重い物を持った際に痛みを覚える。
6. 前屈の際に、手首が膝のお皿より下に伸びない。

これらの項目にいくつか当てはまれば、ぎっくり腰のリスクが高まっている可能性があります。