麻布台ヒルズのチームラボボーダレスが受賞
2025年のグローバル観光イノベーションプロジェクト大賞を受賞したのは、麻布台ヒルズにあるデジタルアートミュージアム「エプソン チームラボボーダレス」です。この受賞は、旅行業界における革新的なアイデアや商業的イノベーションを支援するTrip.com Groupによるもので、特にテクノロジーの活用や文化の交流を促進した成果が評価されました。
チームラボボーダレスとは?
チームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボによる“地図のないミュージアム”で、来館者は境界のないアート作品を体験できます。ここでは、アートが永遠に変化し続け、他の作品と相互に影響し合うため、一度訪れただけではその全貌を知ることはできません。訪れるたびに新しい発見があり、アートへの新たな理解を促してくれます。
Trip.comの評価によると、チームラボボーダレスのアートとテクノロジーの融合は、訪れる人々にユニークな体験を提供し、文化ツーリズムの新たな革命的存在となっています。このミュージアムの魅力は、アート愛好家だけでなく、テクノロジーを愛する人々にも広がっています。
受賞の背景
今回の受賞は、日本のプロジェクトとしては唯一の選出であり、チームラボボーダレスは大賞の中から特に優れた業績を上げたとされています。Trip.comが実施している旅行ランキング「Trip.Best」においても、東京のナイトアクティビティ部門で高評価を得ており、注目の観光スポットとして紹介されています。
展示作品の魅力
チームラボボーダレスでは、数々の革新的な作品が展示されています。例えば、「人々のための岩に憑依する滝」は、人の存在とアートが互いに影響し合い、常に変化し続ける作品です。そして「Bubble Universe」という作品では、近くの球体が触れ合うことで光が連鎖して広がり、観る者に意識を促す体験を提供します。
最新の評価
さらに、チームラボボーダレスはTIME誌の「World's Greatest Places 2024」にも選ばれ、世界的にもその存在感を増しています。訪れるたびに新たな感動と知見を与え、都市の文化的な魅力を高めるこの場所は、これからも観光やアート愛好家にとって欠かせないスポットとなるでしょう。
ミュージアムの基本情報
- - 施設名: 森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
- - 所在地: 東京都港区麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1
- - 開館時間: 8:00 - 21:00(最終入館は閉館1時間前)
- - チケット価格: 大人(18歳以上)3,600円~、中学生・高校生(13-17歳)2,800円、子ども(4-12歳)1,500円
詳細な情報やチケット購入は公式サイトをご覧ください。視覚と体験を通じて新しいアートの世界に飛び込むチャンスをお見逃しなく!