学研ココファン第11回ケア品質向上大会
株式会社学研ココファンは、2024年9月19日、東京都品川区に位置する学研本社ビルにて「第11回ケア品質向上大会」を開催しました。このイベントは、高齢者福祉の現場におけるケアの質を向上させるためのさまざまな取り組みを発表し、参加者たちがその知見を共有することを目的としています。
大会の特色
大会は2014年から毎年開催されており、今年で11回目の開催となります。全国29ブロックから選ばれた優秀な取り組みが集まり、この日のために準備を重ねてきた7つの事例が発表されました。登壇者は、各自の施設やチームの応援を受けながら、様々な福祉サービスにおけるケアの改善点や成功事例を共有しました。これにより、会場の雰囲気は和やかになり、参加者の一体感も高まりました。
特に、登壇者に対して所属する事業所からの応援タイムが設けられ、楽しい応援が行われたことで、皆の笑顔が溢れました。また、毎年新卒入社の若手社員が司会進行を務めており、その緊張感や頑張りが参加者に刺激を与える場面も見られました。
特別講演と表彰
大会では、事例発表の後、学研ココファンのライフエンディング事業室による特別講演も行われました。「終末期における4つの苦痛への寄り添い」をテーマにしたこの講演は、参加者全員が真剣に聴講し、関心の高い内容となりました。
プログラムの締めくくりとして、参加者全員による投票を実施し、発表された事例の中から上位3位が表彰されました。第1位には「うんこの事なら上水前寺事業所におまかせ」と題された内容が選ばれ、ユニークなアプローチが評価されました。第2位には「多世代交流だヨ!全員集合」、第3位には「アセスメントの重要性~利用者様の個性に合わせたケアの実践~」が選ばれました。
参加者の声
聴講した職員たちからは、「人に寄り添う大切さを再認識できた」「自身の事業所に取り入れたい」といった前向きな感想が多く寄せられ、継続的なケア品質向上への意欲が感じ取れました。
今後も、こうした事例発表を通じて、より良いサービス提供の機会を創出し、ご入居者や利用者に感動、満足、安心を実現できるケア品質の向上に取り組む所存です。
発表事例の概要
- - ココファンメゾン四之宮: 「住み続けからライフエンディングまで」
- - ココファン高屋: 「在宅訪問サービスへの挑戦」
- - ココファンガーデン新潟亀田: 「地元小学校との多世代交流について」
- - ココファン湯癒館・問屋町: 「アセスメントの重要性の実践」
- - ココファン宇治駅前: 「育成促進の取り組み」
- - ココファン上水前寺: 「おまかせ!うんこの事」
- - ココファン柏豊四季台: 「認知症と精神疾患の違いについて」
これからも学研ココファンは、福祉の質向上に向けてさらなる挑戦を続けてまいります。