動画字幕作成サービスが進化する
株式会社アラジンが運営するデータグリーンは、2024年8月6日より動画字幕作成サービスに新たにVTTファイル形式への対応を発表しました。このサービスは、音声・動画データの文字起こしやテープ起こしを行っている同社が提供するもので、特に動画コンテンツの字幕作成において、SRT形式に加えVTT形式を利用可能にすることで、さらなる利便性を提供します。
VTTとSRTの違いとは
動画字幕サービスにおいて使用されるファイル形式には、SRTとVTTの2つがあります。SRT形式はシンプルなテキスト形式で、基本的な字幕表示に特化しています。一方、VTT形式はHTML5の標準に基づくため、インターネット上の動画内容にデータやメタ情報を付加することができるのが特徴です。このため、VTT形式はより多様な使用シーンに対応でき、今後の動画配信やオンラインコンテンツでもますます重要になっていくでしょう。
字幕の種類
動画における字幕は主に「オープンキャプション(OC)」と「クローズドキャプション(CC)」の2種類に分かれます。オープンキャプションは映像に常に表示されるもので、特に映画館で観る字幕付きの作品において利用されます。そのため、自動的に全ての視聴者に見える情報となります。
一方、クローズドキャプションは、視聴者が設定を変えることで表示や非表示を切り替えることができ、この方式はDVDや動画配信サービスで広く使われています。このサービスは、聴覚障害を持つ方だけではなく、音を出せない環境での視聴や言語学習の目的で利用されるなど、非常に便利です。
データグリーンのサービス内容
データグリーンでは、SRTとVTTの両形式に対応した字幕ファイルの作成が可能です。これにより、ユーザーは一つの動画に対して両方の形式で字幕ファイルの納品を受けることができるため、特に異なるプラットフォームでの使用を考慮した際に非常に役立ちます。さらに、データグリーンは、文字起こしやテープ起こしに関する多様なサービスも展開しており、利用者のニーズに応えるための取り組みが進められています。
他の文字起こし関連サービス
データグリーンでは、文字起こしやテープ起こしに関する様々な情報も提供しています。たとえば、サービスの特長、料金や費用、納品実績など、多様な情報を通じて、利用者が自分の必要に合ったサービスを選びやすくしています。また、音声データの品質向上に役立つチェックリストやおすすめのボイスレコーダーに関する情報も掲載されています。
まとめ
データグリーンは、音声・動画データの文字起こし業務を通じて、引き続き新しい技術を取り入れ、利用者により良いサービスを提供し続けています。動画市場の拡大に伴い、動画字幕サービスの重要性も増す中、VTTファイル形式への対応はその一環として、今後ますます注目されることでしょう。興味がある方は、ぜひ公式サイトを訪れて、詳細情報をご覧下さい。