GMOトラスト・ログインとShisho Cloudの連携で強化される開発セキュリティ

GMOグローバルサイン株式会社が提供する『GMOトラスト・ログイン』が、GMO Flatt Security株式会社の『Shisho Cloud byGMO』と連携を開始しました。2025年10月10日から、SAML認証によるこの新たな統合が実現することで、開発企業はユーザー認証と脆弱性診断をより効率的に運用できるようになります。

サイバー攻撃の増加とその対策

最近、AIを活用したサイバー攻撃が台頭しており、開発の早い段階からセキュリティ対策を強化する必要性が高まっています。この連携によって、認証や権限管理を一元化でき、不正アクセスや権限の漏えいを防ぐ手段を提供します。また、ユーザー管理が簡便になることで、使用状況を追跡しやすくなり、監査やコンプライアンス対応が強化されるのです。

セキュリティ確保が後回しにされることが多い開発現場で、DevSecOpsの導入が進むことにより、開発プロセスの中にセキュリティが組み込まれることになります。これにより、開発スピードと安全性を両立させた体制が構築されるでしょう。

Shisho Cloudによる支援

『Shisho Cloud byGMO』は、AWSやGoogle Cloudをはじめとするインフラ層からWebアプリケーションまで幅広く対応した脆弱性診断ツールです。このSaaSを利用することで、企業はプロダクト開発において必要なセキュリティ診断の内製化を実現し、継続的な診断を通じて脆弱性の迅速な発見と修正を図ることができます。

具体的なSAML認証の設定方法については、GMOトラスト・ログインのサポートページ（設定方法リンク）から詳しく確認できます。

GMOトラスト・ログインの特徴

『GMOトラスト・ログイン』は、多様な認証方式に対応した企業向けのシングルサインオンサービスで、特にユーザーの利便性とセキュリティを意識した設計になっています。企業のシステム管理者は、従業員の業務用アプリケーションにおけるID管理や利用状況のレポートが可能となり、特に監査やコンプライアンスの活動が円滑に進むように工夫されています。

さらに、多要素認証やアクセス制限機能も充実しており、第三者からの不正アクセスを防ぐための多層的なセキュリティを実現しています。このように『GMOトラスト・ログイン』は、業務に関するシステムへのスムーズなログインを提供するだけでなく、戸惑いを減少させることに貢献しています。

365日24時間、いつでも柔軟なセキュリティ対策が求められる時代。その中で強力な味方となることが期待される『GMOトラスト・ログイン』と『Shisho Cloud byGMO』の連携。今後のさらなる進化にも注目です。