不意打ち英会話の実態 ── 企業はどう向き合うべきか
最近の調査によると、多くの職場で英会話の必要性が高まっています。特に、従来は英会話とは無縁と思われていた職種でも、予期しないシチュエーションで英語を使う状況が増加しています。この現象をレアジョブの実態調査を通じて詳しく見ていきましょう。
調査背景
近年、企業のグローバル化が進む中、外国人社員の採用が加速しています。この流れの中で、英語でのコミュニケーション機会も急増しています。特に、社内の外国人社員からの急な問い合わせや業務相談は、事前に準備する時間がないため、ビジネスパーソンにとっては避けがたい状況となっています。レアジョブはこの現象を「不意打ち英会話」と名付け、ビジネス上どのように発生しているのか、調査を行いました。
主な結果
この調査では、470名のビジネスパーソンが対象となりました。その結果、以下のような重要なトピックスが浮かび上がりました。
1.
経理や人事でも増加 — 不意打ち英会話は経理・財務で65.5%、総務・人事で49.1%の頻度で発生しており、営業職の55.9%を上回る結果に。
2.
多国籍化の影響 — 不意打ち英会話の約8割が社内の外国人メンバーとの会話に関係していることが判明。
3.
初級者の困難 — 英会話初心者の約半数が月1回以上の不意打ち英会話に直面し、そのうち約2人に1人が自信を持てないという結果に。
4.
対策に偏り — 対策としては「暗記」が主流で、実践的な会話練習が不足していることが判明。
職場の多国籍化とその影響
調査によると、不意打ち英会話の原因は社内の外国人社員との業務のやり取りが主となっています。業務上の会話だけでなく、日常的な雑談の中でも英語が使用される場面が増加しており、これは企業の多国籍化を反映していると言えるでしょう。
初級者の苦戦
英会話の初心者が頻繁に不意打ち英会話に直面しており、これは彼らのビジネスにおける大きな障害となっています。また、事前に発表された内容を理解し自分の言葉で応答することができず、非常にストレスを感じていることも多いようです。このような背景を受けて、英語の学習方法においても実践的なアプローチが必要です。
ギャップの存在
調査では、英会話の初心者たちが行っている対策は、「覚える」ことに偏っていることが明らかになりました。具体的には、必要な表現や単語を覚える時間が多い一方で、実践的な発話練習を行う人は少数という事実が浮き彫りになりました。このような学習方法の偏りは、業務での英会話力向上にとって大きな障壁となっています。
まとめ
本調査が示すように、不意打ち英会話が発生する背景には職場の多国籍化があります。今後は、英会話の教育において単なる暗記にとどまらず、実際の業務で必要とされる「サバイバルイングリッシュ」能力を身につけるためのプログラムが求められています。レアジョブでは、2026年9月3日から新たなプログラムを提供する予定で、多忙なビジネスパーソンが効率的に実践的な英語力を身につけられる機会を提供していく方針です。