気候変動に挑むアクプランタ
2022-04-20 11:00:19

気候変動に挑むアクプランタ、バイオスティミュラント事業を加速する資金調達を実施

アクプランタ株式会社の歩み



近年、地球温暖化や異常気象などの影響で、農業分野にも様々な課題が生じています。そんな中、アクプランタ株式会社は、「Greenfulness-気候変動を、ともに生き抜く-」を掲げ、植物が環境ストレスに耐えるためのバイオスティミュラント資材を開発しています。これにより、収量や品質の向上が期待され、多くの農家や施設に導入されています。

バイオスティミュラント資材とは


この資材は、植物の自然な力を引き出すことで、乾燥や高温といった厳しい環境下でも植物が健康に成長できることを目的としています。特に、アクプランタが開発した「Skeepon(スキーポン)シリーズ」は、創業者の金鍾明氏が理化学研究所での研究を経て発見した、酢酸を利用したメカニズムに基づいています。これにより、植物の乾燥への耐性が向上し、農業の現場で非常に高い注目を浴びています。

2019年からの販販売以来、すでに10,000リットル以上が販売されており、特に日本国内の農業やゴルフ場を中心に広がりを見せています。

資金調達の目的と今後の展開


最近、アクプランタ株式会社はプレシリーズAファーストクローズで1.5億円の資金調達を実施しました。この資金は、海外展開を加速させるための製品開発やグローバルなチーム体制の構築に充てられるとのことです。投資家からのコメントにもあるように、地球規模の環境課題に対して有効な解決策を提供する企業として、さらに大きな期待が寄せられています。

今後は、CXO候補や海外事業開発担当者など、専門的な人材を積極的に採用していく企業として成長を目指します。また、アクプランタでは地球の持続可能性のために、様々な社会課題を解決したいという志を持った人材を募集しています。特に農業や化学、生態学の専門性を活かしたい方にとって、魅力的な職場環境が整いつつあります。

競争力と社内体制


代表取締役社長の金鍾明氏は、長崎大学で水産学を学んだ後、国際的にも高い評価を受ける理化学研究所での経験を経て、アクプランタを立ち上げました。彼の豊富な専門知識と情熱が、会社の競争力を高めています。また、取締役COOの中坂高士氏も、持続可能な社会の実現を志し、地道な活動を続けています。

このように、アクプランタは確固たるビジョンと実績をもとに、グローバルな展開を模索しています。今後も気候変動や食糧問題と向き合う力強いスタートアップとして、その動向が注目されることでしょう。

結論


アクプランタ株式会社は、気候変動や食糧問題に立ち向かう強力なパートナーとして、持続可能な農業の未来を作り出す可能性を秘めています。環境保全や食料供給の効率化を進めることを目指し、今後の成長が非常に楽しみです。私たちも、この革新技術を応援し続けたいと思います。

会社情報

会社名
アクプランタ株式会社
住所
2-16-9ちどりビル3F
電話番号
03-4405-1625

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