株式会社カオナビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長Co-CEO:佐藤 寛之、以下:カオナビ)は、株式会社HQ(本社:東京都千代田区、代表取締役:坂本 祥二、以下:HQ)と業務提携を行い、AIを駆使した新しい福利厚生プラットフォーム「カフェテリアHQ」を導入することとなりました。この提携により、両社は互いのサービスを紹介し、人的資本経営の強化や人事課題の解決に向けた価値を創出していく狙いがあります。
福利厚生の進化と人的資本経営の推進
カオナビは、単にデータを管理するだけでなく、社員の個性や才能を引き出すことを目指しています。テクノロジーを駆使して、働き方の多様性を支え、個々が自分らしいキャリアを築ける社会の実現を目指しています。特にタレントマネジメントシステム「カオナビ」を通じて、人材の活用を加速させる取り組みを進めています。
一方のHQは、「テクノロジーの力で自分らしい生き方を支える社会インフラをつくる」という理念の下で、社員の生産性を高めるためのソリューションを提供しています。新たに展開する「カフェテリアHQ」は、従来型福利厚生の課題を解決し、社員一人ひとりに合った福利厚生メニューをAIで提案する機能を持っています。これにより、企業は福利厚生を単なるコストではなく、「投資」として活用できるようになります。
新しいカフェテリアプランの可能性
「カフェテリアHQ」では、企業が社員に一定額のポイントを配布し、そのポイント内で各自が福利厚生メニューを選択することができる仕組みです。この選択型福利厚生の中には、健康や自己啓発、娯楽といった多様なメニューが含まれており、社員が自身のニーズに応じて自由に選ぶことが可能です。
従来の福利厚生は、制度が多すぎて運用管理が煩雑であったり、必要なサービスが顧みられなかったりする問題がありました。しかし、AIを活用することで個別最適なサポートが可能になり、利用企業にとってはワンストップでのサービス提供が実現します。これにより、企業はコスト対効果を最大化し、HR戦略の一環として福利厚生を活用することができるでしょう。
両社の強みを活かした今後の展望
カオナビとHQの提携は、両者にとってのシナジー効果を生むことが期待されています。カオナビの持つタレントマネジメントの知見と、HQの提供する福利厚生プラットフォームが相互に作用し、さらに多様なサービスを提供することで、企業の人事課題を解決へと導いていくでしょう。今後も両社は、互いの強みを活かしたプロダクト連携や新たな試みに挑戦していく考えです。
これにより、企業は社員の満足度を高めつつ、生産性を向上させることを目指し、より良い労働環境の実現に寄与するとともに、人的資本経営を推進していく意義のある取り組みが進められていくのです。