Lib Workの特許取得
2025-12-19 12:17:49

株式会社Lib Workが特許取得した次世代3Dプリンター建築材料の革新

革新的な材料の特許取得



株式会社Lib Workは、熊本県山鹿市に本社を置き、近年注目を集めている3Dプリンター住宅市場において、新たな技術革新を成し遂げました。今回は、その中核を成す新しい建築材料の配合と製造技術に関する特許を取得したことを発表しました。この特許(特許第7784587号)は、3Dプリンター住宅「Lib Earth House model B」に組み込まれており、土を主成分とした材料の開発に成功したことを意味します。従来のセメントを使用せず、より強度のある施工が可能となり、持続可能な建築という未来へ一歩近づいたのです。

特許取得の背景と意義



当社は3Dプリンター住宅の実用化に取り組む中で、さらなる性能の向上と環境負荷の軽減を追求してきました。従来モデルであったmodel Aには、強度の不足と収縮によるひび割れの問題がありましたが、その改良が新技術の開発の大きな動機となっていました。地球温暖化対策や資源の持続可能な利用を目指し、土や石灰などの自然由来の素材を最適に配合した結果、特許が取得されました。

新材料の特長



この新材料は、まずその強度において従来モデルの約5倍を達成しています。土や砂、消石灰、自然繊維を独自に配合した結果、ひび割れ耐性も向上しました。コストパフォーマンスの高い材料を用いることで、建設時のCO₂排出量を劇的に削減することも実現。たとえば、100㎡の住宅で、一般的なRC(鉄筋コンクリート)住宅と比較して約50.2%も排出量を削減することが可能です。

さらに、主成分である土と砂は豊富にあり、製造時のエネルギー消費が少ないため、循環型社会の形成にも寄与しています。約65%が自然由来の素材で構成されており、化学物質やセメントを含まないため、使用後は土に戻すことが可能です。これにより、環境負荷を最小限に抑えることができます。

今後の展望



特許の取得は当社にとって技術的な優位性を確立するだけでなく、3Dプリンター建築の普及を加速させる重要な一歩となります。今後は、この新材料を使った「Lib Earth House model B」の更なる建築実証に取り組み、持続可能な住宅の選択肢を一般の方々にも提案していく方針です。私たちは新たなテクノロジーを通じて、建築業界の様々な課題を解決し、より良い未来の創造に貢献していきます。

また、我々の取り組みは国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも連動しています。健康や福祉、住みやすい都市づくり、気候変動対策といった重要な目標に対して貢献する責任があります。

株式会社Lib Workの紹介



私たち株式会社Lib Workは、「暮らしを変え、世界を変え、未来をつくる」という理念のもと、様々な事業に取り組んでいます。デジタルマーケティングから住まいの提供まで、幅広い活動を展開中です。構築したビジネスモデルは全国の工務店向けに新築住宅プランを提案するシステムや、YouTubeチャンネルの運営など多岐に渡ります。サステナブルな未来を見据えたまた、3Dプリンター住宅の普及に努めていく所存です。

詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください:株式会社Lib Work


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会社情報

会社名
株式会社Lib Work
住所
熊本県山鹿市鍋田178-1
電話番号
0968-44-3559

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